カラハリ―アフリカ最後の野生に暮らす

カラハリ―アフリカ最後の野生に暮らす

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784152033789
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

アフリカの野生は今、滅びようとしている…。ジョージア大学に学ぶ若き恋人達、マークとディーリアの心は、客員教授の一言に大きく揺れた。1974年1月、所持金わずか6000ドルに手回品だけを携えた二人は、補助金給付の当てもなく、調査地さえも定めぬままに、無謀ともいえる野生動物のフィールド・リサーチへと、ともに足を踏み出した。アフリカ最後の秘境に滅びゆく動物達を追う学生夫婦。広大な原野のただなか、小さなテント一つで始めた野生との日々、七年間のアウトドア体験記。

目次

アフリカへ

野火
カラハリの叫び
スター
キャンプ
マウン
ボーンズ
食肉獣たち
雨季のライオン
ヴェストホイゼン物語
ディセプションへもどる
谷間から去る
獲物小屋
初飛行
カラハリのジプシーたち
ジプシーの子ども
群れに縛られないライオン
友人の“遺灰”
屍肉食者
ペッパー
マフィン
ウラニウム
ブルー
砂漠の黒真珠
カラハリの空

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかぽち

6
アメリカの学生の二人がアフリカの野生動物を調査するために単独で住みはじめた場所がカラハリ。手付かずの自然の中に生きるハイエナやライオンの様子を間近で見て自然保護の大切さを伝える。とにかく行動力が凄い。無謀と紙一重。アメリカでは絶滅した生き物は多いし、代わりに人は便利さ豊かさを手に入れた。そのアメリカの学生がアフリカの野生動物を守ろうとする。日本の田舎での野生動物駆除に都会の人が文句言う事と似てて、でも全然違うのはこの学生はちゃんと現場で住んで実情を知っているんだよな、偉いわ。2021/10/04

榊原 香織

5
『ザリガニの鳴くところ』著者の本業。若い時の夫婦共著。20代の彼女の可憐な写真も興味深い2020/08/31

noznoz

1
「ザリガニの鳴くところ」から、こちらへ。野生動物の生態を調査する困難さ、動物への愛情、文明と野生動物の共存の難しさがよく伝わった。今、カラハリはどうなっているのだろう。2020/11/23

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