内容説明
エルキュール・ポアロのように頭脳明晰で、ミス・マープルのように奥ゆかしく、トミーとタペンスのようにユーモア感覚にあふれ、ハーリ・クィンのようにミステリアスな作家、アガサ・クリスティー。その人となりはどのような環境のもとでつちかわれたのか。また、全世界で愛読され続けているその作品は、どのような契機から生まれ、どんな過程を経て成立したのか。クリスティー自身は語ることのなかった創作の秘密をさぐるとともに、謎に包まれたその生涯を興味深く再現するクリスティー伝記の決定版。
目次
まったく思いもよらなかったこと
死体に類するもの
すてきな平行線
なにもかもがいちどきにやってくるみたい
ただの中休み
ちょっとしたお祭り騒ぎ
死者を掘りおこす
すべてが手品師の道具、そしてミスディレクション
わたしは楽しく過ごしつづける
傍観者であり、観察者
逆まわりする映画のフィルムのように
平凡で幸運な、よく働く作家
おそらく、先は長くないだろう




