内容説明
フォッシー、生涯の1冊! 世界ではじめて野生の群れにはいり、言葉なき彼らの代弁者として生きそして死んだ女性ナチュラリストの、待望の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takeakisky
1
映画のシガニー・ウィーバーは、とてもよかったが、元の本もすごくいい。類人猿と共演していると何故だか私の好感は、ごく高まる。カール・エイクスリーも出てくるジャングルの国のアリスを読んだばかりなので、懐かしい山々。動物園で見られるのはニシゴリラ。本書で扱われているのは、ヒガシゴリラのマウンテンゴリラ。絶滅危惧種ENDANGERED。冷静なだけではいがたい状況をフォッシーは、二つのアプローチで説明する。彼女の始めた働きが徐々に成果を生んでいることを本人が知ることはない。悲しむべきこと。彼女の残した本はこれだけ。2025/09/21