ハヤカワ・ミステリ文庫<br> グレイラットの殺人

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ・ミステリ文庫
グレイラットの殺人

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2025年05月01日 02時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 736p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151842542
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。ポーは3年前の強盗殺人事件との関連を疑い……

内容説明

貸金庫を襲った強盗団が、身元不明の遺体と鼠の置物を残して姿を消した。三年後、サミット開催が迫るなか要人を搬送するヘリコプター会社の社長が殺される。テロを警戒した政府はポーに事件の捜査を命じるが、MI5の妨害で捜査は遅々として進まない。天才分析官ティリーが発見したデータのおかげで犯人を追いつめたかに見えたが…。二転三転する状況でポーが辿り着いた真実とは。驚愕のシリーズ第四作。

著者等紹介

クレイヴン,M.W.[クレイヴン,M.W.] [Craven,M.W.]
イギリス・カンブリア州出身の作家。軍隊、保護観察官の職を経て2015年に作家デビュー。2018年に発表した『ストーンサークルの殺人』で、英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールド・ダガーを受賞した

東野さやか[ヒガシノサヤカ]
上智大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

481
「おいおい、うそだろ」で次の章への引きを繰り返すのが妙に病みつきになるシリーズ四作目。複雑な構成でいながら、作を重ねるごとに読みやすくシャープになっていく文体のおかげで、退屈することなく読み進めることができた。文句なく楽しめる一冊ではあるのだが、個人的な趣味嗜好でいえば、戦争犯罪や、諜報機関が絡んで政治的な思惑が介入してくる事件よりも、前作『キュレーターの殺人』のようなものが好き。ティリーが有能すぎて、都合よく手がかりを見つけて物語の帳尻を合わせる役割になってきているのも、少し危うく感じる。2023/10/05

パトラッシュ

328
数々の難事件を担当してきたワシントン・ポーが、初めて国際政治絡みの殺人捜査を命じられた。英米両国の政治や情報関係者の思惑が交錯する渦中で有形無形の妨害が重なるが、どんな圧力にも絶対に屈したり腐らず突き進むポーの真骨頂が遺憾なく発揮される。本職の情報関係者を出し抜くティリーの大活躍に助けられ、正義のために行われたはずの戦争の裏に隠された汚い真実を暴いていく。これだけ大風呂敷を広げて大丈夫かと思えたのが次々と展開が二転三転していき、ラストでは警察小説とスパイ小説が見事に融合された鮮やかな収束ぶりを見せるのだ。2023/10/25

青乃108号

318
ワシントン・ポー4作目。威圧してくる分厚さにびびりながら読み始める。歴代ジェームズ・ボンド全員の面をそれぞれ着けた男達による貸し金庫破りと言う、伊坂幸太郎チックな場面から物語は始まる。それからと言うもの、物語はなかなかその真の姿を見せず、見えたと思えばそれはフェイクで、スケールは段々と壮大な物になってくる。裏切り、取り引き、そして思う、正義とは何か。4作目を読み終えて、面白かったなぁ、とコーヒーを飲みながら振り返っているのだけど、シリーズはまだまだ終わりそうもない。俺は果たして生きて完結を読めるのだろか。2024/02/29

タツ フカガワ

230
売春宿で男の惨殺死体が発見される。男は近々開催予定のサミット会議で要人を搬送するヘリコプター会社の経営者兼操縦士だったことから、英国情報局MI5と連携してポーとブラッドショーが捜査に当たることに。冒頭から一気に物語へ引き込む語り口の上手さに加え、前作のキュレーター役を善玉としてポーが演じるような凝ったプロットとともに、今回もブラッドショーという少女のような分析官に癒やされる大満足のシリーズ4作目でした。ポーの実の父親探しが本編にいつ結実するのかも気になるところです。2024/01/05

stobe1904

216
【ワシントン・ポーシリーズ】何も盗まず仲間を殺害しネズミの置物を残した金庫破り事件、売春宿で殺害されたサミット関係者の事件を担当することになったポーは、MI5と合同で捜査にあたるが…。今回はサイコキラー寄りではなくアフガニスタンで起きた国際的な陰謀を主軸に据えた構成が斬新。アメリカが絡むこともあり、随所にアメリカを批判する文脈が刺激となっている。シリーズ作品だが、マンネリ化や劣化せず、二転三転して一筋縄ではいかないクロージングが素晴らしい。期待値が上がりっぱなしの作家。★★★★★2025/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21465581
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品