ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 償いは、今

電子版価格
¥1,078
  • 電書あり

ハヤカワ・ミステリ文庫
償いは、今

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151833519
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

銃乱射事件で係争中の被害者遺族が、一転して連続殺人の容疑者に。元恋人を救うべく、女性弁護士は勝ち目が薄い裁判に臨むが……

アラフェア・バーク[バーク アラフェア]
著・文・その他

三角 和代[ミスミ カズヨ]
翻訳

内容説明

ニューヨークで三人が射殺される事件が発生。弁護士のオリヴィアは、逮捕された容疑者が元婚約者のジャックであることを知って愕然とする。かつて婚約を一方的に破った負い目のあるオリヴィアはジャックの弁護を引き受ける。しかし彼はあまりに不利な立場だった。現場にいたばかりか、被害者の一人は、三年前に彼の妻が射殺された事件と深い関係があったのだ。果たして偶然か、復讐か?予測不能の展開で突き進む衝撃作。

著者等紹介

バーク,アラフェア[バーク,アラフェア] [Burke,Alafair]
アメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール生まれ。父はミステリ作家のジェイムズ・リー・バーク。スタンフォード・ロースクールを卒業後、裁判所書記官を経て、オレゴン州の地区検事補として家庭内暴力事件を担当。現在はホフストラ大学ロースクールの教授として刑法を教えている。2003年、『女検事補サム・キンケイド』で作家デビュー

三角和代[ミスミカズヨ]
1965年福岡県生、西南学院大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

35
ニューヨークで三人が射殺される事件が発生!猟銃殺人事件の容疑者にされた男は作家であり主人公の女弁護士の元婚約者!昔のことで元婚約者に罪悪感を感じている彼女は彼の弁護を引き受けることになるが…誠実で良い人だと思っていた…その彼の心の闇を垣間見た時…疑惑をもちはじめる。彼が私についている嘘とは!?登場人物が多く混乱してしまったが、二転三転、驚愕のラストが待っていました!!ただ…女弁護士オリヴィアが元婚約者のことを「きみ」と呼ぶことに強く違和感を感じて気になって仕方ありませんでした。2018/04/26

あさうみ

35
面白い!!敏腕弁護士オリヴィアは、3人が射殺した犯人とされた元恋人ジャックを、自分勝手な理由で婚約を破棄した負い目もあり弁護を引き受ける。が!ジャックは本当に無罪なのか?もしかしたら真犯人ではないのか?次々にあがる事実に驚愕の連続。結末は「そうきたか!」と唸った。親しい人の本性を理解できてるだろうかと思わずにいられない。いい読書体験でした!!!2018/04/21

ほちょこ

34
老若男女問わず、誰にでも「きみ」と呼ぶ主人公が、どうしても馴染めず、さらに近寄る男性をバッサバッサとなぎ倒すような振る舞い、読んでてだんだん辛くさえ感じた。訳者の三角さん、結構好きな翻訳をする方なのに、なぜ??と思う。疑問の一冊。2018/06/23

ハスゴン

33
銃社会では、常に起こっているリアリティある、幻の女の現代版でしたが、このまま終わるのかと思えた瞬間からの展開が、この作家をどんどん翻訳してくれないかと思わせてました!2018/05/21

sanosano

15
この本の前に読んだ「弁護士アイゼンベルク」と話がこんがらがってしまって、途中で何度も頭の中の整理が必要でした。「弁護士〜」と比較すると、人間関係が随分ウェットで、ちょっと苦手な感じ。三転四転も、まぁわかるけど、結局、どーとでも取れるんじゃないの?となってしまって、スッキリさはいまひとつです。2018/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12733445
  • ご注意事項