ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 制裁

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ハヤカワ・ミステリ文庫
制裁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151821530
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

凶悪犯が脱走した時、被害者の親が取った行動とは……。北欧最高の「ガラスの鍵」賞を受賞した〈グレーンス警部〉シリーズ第一作

アンデシュ・ルースルンド[ルースルンド アンデシュ]

ベリエ・ヘルストレム[ヘルストレム ベリエ]

ヘレンハルメ 美穂[ヘレンハルメ ミホ]

内容説明

凶悪な少女連続殺人犯が護送中に脱走した。市警のベテラン、グレーンス警部は懸命にその行方を追う。一方テレビでその報道を見た作家フレドリックは凄まじい衝撃を受けていた。見覚えがある。この男は今日、愛娘の通う保育園にいた。彼は祈るように我が子のもとへ急ぐが…。悲劇は繰り返されてしまうのか?著者デビュー作にして北欧ミステリ最高の「ガラスの鍵」賞を受賞。世界累計500万部を超える人気シリーズ第1作。

著者等紹介

ルースルンド,アンデシュ[ルースルンド,アンデシュ] [Roslund,Anders]
スウェーデンの作家。1961年生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、ベリエ・ヘルストレムとの共著である『制裁』で2004年に推理作家デビュー。北欧ミステリの最高峰である「ガラスの鍵」賞を受賞した。『三秒間の死角』(2009年)で英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞を受賞したほか、日本では『熊と踊れ』(2014年、ステファン・トゥンベリとの共著)で『このミステリーがすごい!』、「ミステリが読みたい!」などの年間ミステリランキング一位を獲得するなど、国際的に高い評価を得ている

ヘルストレム,ベリエ[ヘルストレム,ベリエ] [Hellstr¨om,B¨orge]
スウェーデンの作家・評論家。1957年生まれ。かつて服役囚だった自身の経験から、犯罪防止団体を設立。取材に訪れたルースルンドと出会い、『制裁』を共著して推理作家としてデビューした

ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
国際基督教大学卒、パリ第三大学修士課程修了、スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

192
小児性愛の性犯罪者の話だとは分かってはいたので正直あまり気乗りはしなかったんだけど、いざ読み始めるとこれが面白い。確かに変態の話だけど、猥雑なあるいは扇情的な場面はホンの僅かで、ワンサカ出てくる登場人物のこれまた名前が覚えにくくて仕方ないのだけど、名前は覚えなくても何とかなるくらいに物語の運び方が上手いものだから、一体この話は何処に向かって行くのか気になって仕方なく、途中で嫌な予感が漂い始めるのだけど、まさかそんな、そっちは嫌!やめて!な方向にどんどん突っ走り、頭から壁に突っ込んで脳天カチ割られたような。2024/11/27

ケイ

137
ルースルンド、ヘルストレム共著第1作。逃亡犯を追う攻防があっさりと…と思ったら、テーマがそこにはなかった。次作の『ボックス21』でも思ったが、ストレートに名(迷)刑事を描くのはなく、普通に警官として働いていたらぶち当たる葛藤、疑問を二人の警官と1人の検察官を通して描いている。死刑廃止云々を含め、社会にある疑問に対し、答えを出していくのではなく、いくつかの取られた行動を示し、読者に判断を委ねている気がした。特に、性犯罪について。作者等が男だからこそかも。2018/03/11

ふう

96
読み始めて数ページでつらくなり、読むのをやめようかと思いました。それでもどこかで救いを感じるのではと読み進めたのですが、とうとう最後までつらいだけでした。何も解決せず、答えもなく、悲劇が繋がっていっただけ…。作品はフィクションでも、現実の社会でもこんな犯罪が起こり、深く傷ついた人々がいることを日々のニュースで知らされます。こんなやりきれない社会で生きていることを受けとめ、すべてを解決できることは望まず、でも少しはいい方へ向かうことを信じるしかないのでしょうか。 感想を書くのもつらい…。 2017/05/03

巨峰

93
北欧ミステリ。でも一筋縄ではいかない筋書きとテーマの設定が残虐描写を越えて読者を誘う。北欧の死刑の無い社会での自力救済の可能性というものを追求したのだろう。作者は否定的だけど、子供をいくら残虐に自らの欲望のまま殺しても死刑にならないというのは、どこか社会の矛盾を感じるところであります。2019/05/29

のぶ

82
読み物としては面白いが、テーマとしてはとも辛い話だった。話のメインは小児性愛者が5歳の女児を暴行し、父親のステファンソンが犯人を射殺した。犯行を犯した男は言わば人間のクズで、同情の余地はなく描かれている。女児の父親の行った復讐の行為が犯罪として裁かれるか、正当防衛として認められるのか?これが正しくタイトルにあたるのだが、リーガルサスペンス的なこの部分が一番興味深く読ませるところだった。先に読んだ「熊と踊れ」が面白く、読んだ順は前後したが、本作も満足の一冊だった。2017/04/28

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