ハヤカワ・ミステリ文庫
キリング〈2〉捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151796029
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

関係者への聞き込みで次々と意外な事実が判明し、容疑者が浮かぶ。全4巻(毎月刊行)

内容説明

ナナ・ビルク・ラールセンを殺したのは、誰なのか?事件を追うサラ・ルンド刑事は、自らの退職を先送りにして捜査に邁進する。その矛先はナナの同級生や担任の教師へと向けられた。次々と浮かんでは消える容疑者たち。だがそこへ、新たな疑惑が浮上した!深まる謎、警察内部の対立、政治的圧力…捜査はますます混迷する。大ヒットした白熱の警察ドラマを完全小説化。北欧ミステリが放つ、新たなる話題作。

著者等紹介

ヒューソン,デイヴィッド[ヒューソン,デイヴィッド][Hewson,David]
1953年英国ヨークシャーの生まれ。1970年代に北ヨークシャーのスカボローで新米記者となったのを皮切りに、『タイムズ』紙の記者を経て、『インデペンデント』紙の創刊にも参加。『サンデータイムズ』紙ではコラムニストをつとめた。1996年に作家デビュー。2005年からは専業作家となった

スヴァイストロップ,ソーラン[スヴァイストロップ,ソーラン][Sveistrup,Soren]
1968年デンマーク、コペンハーゲン近郊のカストロップに生まれ、フュン島で育つ。デンマーク・フィルム・スクールで学び、1997年からテレビ局DRで脚本家、シリーズ・クリエイターとして働き、2007年には「キリング」を大ヒットさせた

山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

200
ナナの死体が発見された車は市長候補ハートマンの選挙事務所が所有していた。ハートマンがナナ殺しの容疑者に挙がるも選挙戦まじかのハートマン陣営は捜査協力に否定的。はたして真犯人はハートマンなのか?一方ナナの父親タイスは、ナナに最後に遭った彼女の高校教師ラマを犯人と決めつけ、彼を呼び出し暴行を加える―― 女刑事ルンドは捜査の進めようとするが、次々と他ごと(家庭問題・彼女はシングルマザー)に忙殺され事件に集中できない…… 本作のコンセプトとして事件捜査よりも被害者家族の悲しみの描写に重点を置いているのが特徴的だ。2018/08/04

むつこ

14
シリーズ2巻目の舞台は学校。まずはボーイフレンドから始まって教師や親友に疑いがかかる。主人公のサラ・ルンドが仕事を切り上げてスウェーデンに行けばいいのに職人気質というかバカ真面目さ加減が魅力的だった。2018/01/10

うたかたの日々

9
だんだん面白くなってきた。2017/09/01

🐾ドライ🐾

8
ドラマの特徴で覚えているのは主役ルンドの直感が働くとき、何か閃くときに効果音が鳴るので演出としては単純明快でわかりやすい。あと容疑者や何か疑わしい人の怪しい表情のアップで別のシーンに移る。これはちょっとあざとい。 小説は文字(文章)だけなので、そういった単純さやあざとさはなく、容疑者の抱える秘密が何なのか、小出しにしてうまく引っ張ってくれる。直感と閃きでグイグイ捜査を進めるルンド。でもルンドさん、あなたは… 3巻へ…2021/06/06

鐵太郎

8
コペンハーゲンを出発する準備が進んでいる警部補サラ・ルンドの家から始まります。しかし本人はナナ・ビルク・ラールセン殺人事件に心を奪われています。謎また謎が積み重なり、ついには婚約者ベングト・ロースリングとの中が破局を迎えることに。さあ、どうする。2013/09/01

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