ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 二流小説家

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ハヤカワ・ミステリ文庫
二流小説家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 562p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151795015
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

冴えない作家が、連続殺人鬼から告白本の執筆を依頼された。勇躍刑務所へ面会に向かうが……『ミステリが読みたい!』をはじめ三大ベストテンの第一位を完全制覇した超話題作

内容説明

残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受けたダリアン・クレイから、しがない小説家のハリーに手紙が届く。死刑執行を目前にしたダリアンが事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本!ベストセラー間違いなし!だが刑務所に面会に赴いたハリーは思いもかけぬ条件を突きつけられ…アメリカで絶賛され日本でも年間ベストテンの第1位を独占した新時代のサスペンス。

著者等紹介

ゴードン,デイヴィッド[ゴードン,デイヴィッド] [Gordon,David]
クイーンズで生まれ、現在もニューヨークに在住。コロンビア大学大学院創作学科修士課程修了。映画、出版、ファッション、ポルノ業界でキャリアを積んだ後、2010年に、各紙誌で絶賛された『二流小説家』で華々しくデビュー

青木千鶴[アオキチズル]
白百合女子大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

122
しがない小説家・ハリーの元に連続殺人鬼であるダリアン・クレイから事件の全貌を語る告白本の執筆依頼が届く。やがて起きる殺人事件に巻き込まれていくハリー。犯人は誰なのか?ダリアンは本当は無罪なのか?手汗握るサスペンスミステリー。600ページ近くある本書は読み応え充分。事件が起きるまでの助走がちょっと長いし、挿入される作中作はなくてもいいような気がしたけれど、それでもあれよあれよという間に読んでしまった。終盤の二転三転する結末もハラハラして面白かったです。まるで映画を見てるみたいでした。最後まで楽しめました。2017/05/09

ハタ

80
読み始め前から気が遠くなる556頁の大ボリュームだが、草食系主人公の主観で紡がれる物語はフランクな文章でスイスイと読みやすい。しかし自分が正しく隠喩を理解出来ていないせいか、やや蛇足感を感じる文章やもう少し肉を落とせたのではないかと思われるパラグラフがちらほらありました。又ミステリーパートも大きな叙述トリックを仕掛ける訳でもなく、展開に合わせ犯人が出てきて少し拍子抜け気味。この作品の真のエッセンスは娯楽性の高さにあり 、頁数と反比例して繰り広げられるスラップスティック劇を楽しむ事にあると感じました。2016/02/02

NAO

73
【図書館が長期休館なので、未登録の本を再読中】情けない作家生活。なぜか、そういったハリーの鬱屈した思いを知り尽くしたような不可思議な誘い。誘いに乗ってしまったのは、ハリー自身がその情けない生活に一番の嫌気を感じ、そこから抜け出したいと切実に思っているからだ。そして、ハリーは、自分が書いているようなハードボイルドな世界そのものの中に投げ出される。二流小説家を選んだ死刑囚の慧眼と、狂気、いびつな親子関係。2020/03/21

🅼🆈½ ユニス™

63
冴えない主人公が死刑囚からの依頼により活躍して行く。しかも美女が何人も絡んでは魅力溢れるヒーローになろうとするアメリカ式都合の良いサクセスストーリーの香りを放す。 だが、主人公の駄目さ加減も実によく書けていて、最後の切ない終わり方もホロリとさせる。話の展開に冗長さがないので テンポよく進み読みやすい。しかし、あの可愛いクレアとの呆気ない終わり方には残念だった。評価はしっかりと分けられているが、私はこのような作品好きです。2018/01/28

催涙雨

62
謎が本格的に出来してくるまでかなり遅いためか中盤あたりまではいい意味でミステリっぽくない。トリックに力点がおかれすぎて種明かしまでの過程が読み物としてつまらないミステリが個人的に苦手なのだが、その点この作品は長さのわりにあまり中だるみしなかったのが非常に好印象だった。二章あたりまでは“二流小説家”であるハリーの生き様を追う欧米的なエンタメ小説としてもふつうに面白いと思う。2019/05/13

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