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ハヤカワ・ミステリ文庫
プロフェッショナル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151786563
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

男は、ゲイリー・アイゼンハワーと名乗っていた。腕利きの強請屋だ。歳の離れた裕福な夫を持つ若妻たちを次々と誘惑し、その関係をばらされたくなければ大金を支払えと要求する。だが彼に脅された妻たちの依頼を受けたスペンサーは難なくゲイリーの正体を突き止めた。スペンサーの調査と交渉により事態は収束へ向かうかに見えたが、その矢先に予想もしなかった殺人が!自らに誇りを持つ男たちの美学を描き上げた注目作。

著者等紹介

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひで📚🏈

35
スペンサーシリーズの後期作品をサクッと読了。やっぱり昔の表紙がいいですなぇ。今回もスペンサーファミリー総出演(ホークの出番が少ししかなくて残念)です。スーザンはやっぱり素敵です。最後はちょっと切ない終わり方です。スペンサーに都合よく事件が解決していきます。コレがスペンサーシリーズ❗️2021/09/01

アイゼナハ@灯れ松明の火

33
私立探偵スペンサーシリーズ。久々に過去を振り返らない話でしたね。また、久々にスペンサーが悩んでしまう話でもあったかと。自分がスペンサーを好きなのは、これほど自分の流儀が確立されているにも関わらず、他人に規範がある場合無闇に否定したりせず、まずは相手を知ろうと努めるところだと思っています。ただ、必ずしもそれが好結果を生むとは限らない…『それで、いまあなたはあの無邪気な男のことをどう思うの?』でもスーザン、彼も最早無邪気なままではいられない。自分のスタイルを貫くことのリスクを正しく認識することは難しい。2012/03/08

白きゅま

28
スペンサーシリーズ第37作。歳の離れた裕福な夫を持つセレブな妻達を次々に誘惑して強請るゲイリー・アイゼンハワー、女性達から強請をやめさせてほしいと依頼され、男の正体を突き止めたスペンサーだが、事態は殺人事件へと思わぬ方向へ展開する!最近のスペンサーは自ら問題を終結させないことが多く、若干不満で、初期作の頃の荒々しさが懐かしくもあります(ToT)女たらしでも、殺し屋でも、探偵でもプロにはそれぞれ誇りを持って生きているということを改めて考えさせられた作品でした(^^)/2013/11/03

夜梨@灯れ松明の火

18
読んだつもりだったのですが、未読でした。次作を先に読んでしまったので、あと1冊。今回は事件そのものに「面白み」がなかったですが、スペンサーはスペンサーだなと…。2013/07/15

bapaksejahtera

15
シリーズ残り少なの37作目。著者はもはや惰性で行当たりばったり書き流しているように思える。良く言えば主人公や彼の友人知己等作り上げたキャラクターに物語展開を任せているようだ。スペンサーに調査の依頼を持ち込んだのは、浮気男がいつの間には強請に変身され困っている複数の女性から相談を受けた弁護士。強請男は浮気妻が訴えようにも捨て身の覚悟があって対抗が難しい。スペンサーは何故かこの強請男にシンパシーを感じ始める。老いたせいなのか本作で主人公は怒りを示す事はない。成行きに任せてるうち殺人が起こり、曖昧な決着で終わる2023/07/25

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