内容説明
精神科医テスの患者が、次々と謎の自殺を遂げた。捜査にあたる刑事のエイダンは、何者かの手で自殺に追いこまれたと断定する。だが、いったい何の目的で?テスはエイダンに協力し、犯人像のプロファイリングに取り組む。暗闇に姿を隠した犯人を必死に追いかけるうちに、いつしか惹かれ合っていくふたり。やがて判明した犯人の狙いは、テス自身だった…RITA賞受賞の注目作家による濃密なロマンティック・サスペンス。
著者等紹介
ローズ,カレン[ローズ,カレン][Rose,Karen]
ワシントンDC近郊で生まれ育つ。メリーランド大学で化学工学を専攻。オハイオ州シンシナティでメーカーに勤務していたころ、ロマンス小説を書きはじめる。2003年にDon’t Tellで作家デビュー。第3作の『誰かに見られてる』でRITA賞の2005年最優秀ロマンティック・サスペンス賞に輝き、続く第4作『復讐の瞳』も翌年の最終候補となった。現在はフロリダ州で、夫と2人の娘とともに暮らしている
藤田佳澄[フジタカスミ]
上智大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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