ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 運命の日〈下〉

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ハヤカワ・ミステリ文庫
運命の日〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151744044
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

逃亡者のルーサーはダニーの実家で職を得、二人は友情の絆を結んでゆく。だが、二人の行く手には数多くの困難が待ち受けていた。任務と仲間の板挟みになり、また許されぬ恋に悩むダニー。追手に怯え、悪徳警官に脅されるルーサー。そしてボストンの町では、生活苦に追い込まれた警官たちの不満が、ついに爆発しようとしていた…歴史の渦に翻弄される人々のドラマを『ミスティック・リバー』の著者が力強く描く超大作。

著者等紹介

ルヘイン,デニス[ルヘイン,デニス][Lehane,Dennis]
アメリカ、マサチューセッツ州ドーチェスター生まれ。1994年に私立探偵パトリックとアンジーのコンビを主人公にしたデビュー作『スコッチに涙を託して』でアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)が贈るシェイマス賞最優秀新人賞を受賞。2001年に発表した『ミスティック・リバー』は全米ベストセラーとなり、クリント・イーストウッド監督の手により映画化された

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

24
第一次世界大戦が終わる頃のボストン。酷い待遇で働く警官達の待遇改善のための運動と、まだまだ待遇と言えるには程遠い家畜のように差別され働かされる黒人ルーサーの話。酷い待遇は警官だけでなく、あらゆる職種でデモやストライキが行われている揺れてるアメリカ。いわゆる「体勢側」にいる警官との闘い。家畜とみなしている黒人を殴って利用する人たち。ベーブ・ルースが時折登場して、この搾取する側とされる側の闘いを憂いている。単純な彼も野球を楽しくプレイするには今の世界は間違っている事を感じているのだ。面白すぎて興奮した。2022/12/10

Ayah Book

13
期待を裏切らない面白さ。さすがルヘインさん。ボストン市警ストライキの章は圧巻!権力者達の横暴が腹立たしい展開ではあるが、それでも少しずつは改善されていくのだろう。大きな歴史の動きを描いているけど、より深くキャラクターを描いているのが素晴らしい。あとがきにもあったけれど、本当に情を書かせたら最高の作家の一人。ルーサーとダニー、ダニーとノラ、ダニーとジョー、それぞれの関係が良いんだけど、ダニーと厳しい父トマスの関係に一番ぐっときた。2022/02/15

タナー

9
戦争終結、ロシア革命、インフルエンザの大流行...。1918~1920年のアメリカを舞台に描かれる、歴史的事件の数々。「ミスティック・リバー」や「シャッター・アイランド」等で知られる著者が、歴史の渦に翻弄される人々の姿をドラマティックに描いた大作。長いこと我が家では積ん読になっていた作品だが、読み始めたらけっこう楽しめた。長編ではあるが、飽きさせない。2008年、"ミステリが読みたい!"ベスト・ミステリ海外部門第1位に輝いた、ルへイン渾身の一作! 2019/07/31

まこ

7
下巻読むと、ダニー父が予想以上に立場と家族の間で葛藤してる。ダニーの言動には父親の寛容な姿もあるのかな。人種や立場を超えた平等は作中で、これはダメだろうな答えは出てる。ストライキをして世の中が変わったと言いたいが、ラストのベーブルースすら上に逆らえないのを見てると。2023/01/14

Satoshi

7
デニス・ルヘインの新シリーズはボストンを舞台にした壮大な警察一家の物語。そこに絡む黒人青年ルーサーが魅力的であり、彼が主人公ダニーの運命を導く。第一次世界大戦の末期にはロシア革命が重なり、アメリカでの労働運動が盛り上がっていった。その時代を背景に警官のストに対する主人公の葛藤が描かれている。これと同時並行で黒人差別に耐えるルーサーと野球の物語が進む。所々に、レッドソックス時代のベーブ・ルースが登場する。アメリカの歴史についても勉強になり、このシリーズは読んでいきたい。2019/06/20

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