ハヤカワ・ミステリ文庫
軋轢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 591p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151733598
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アレックスの担当する、不動産会社の共同経営者の裁判が始まった。容疑は妻殺し。被告はマンハッタンの地下でトンネル掘りを生業とするアイルランド移民の出だが、上流階級入りし、その生活を謳歌していた。彼は本当に妻を殺したのか?やがて、ある事故を契機に代々トンネルを掘り続けてきた二つの移民家族の反目し合う関係が浮かび上がるが―知られざる地下世界を題材に、検事補アレックスの活躍を描くシリーズ第9作。

著者等紹介

フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪訴追課を30年近く指揮してきた辣腕の法律家である。1996年に地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第一作『誤殺』で小説家としてデビューし、パトリシア・コーンウェル、ジョン・サンドフォードらに絶讃され、シリーズ第四作『妄執』ではネロ・ウルフ賞を受賞した。夫とともにマンハッタン在住

平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

26
うお~、マンハッタンのトリビア満載のシリーズ、今回はもはや謎解きよりもトンネル史が本当に面白かった!もうそちらに気を取られてしまい、本の半ばからマンハッタンの記事を読みはじめ(完成予定は今年だったので)、もう事実が面白すぎて面白すぎて…。正直犯罪者のほうはそっちのけでした。なんでも訳者さんが亡くなられたとかで、次からどうなるのかな?2020/09/07

Kitinotomodati

4
なんだかとても冗長に感じた。これまで楽しんでいた主人公と仲間たちの暮らしぶり(飲食物や服装)の描写が、うるさくて仕方がない。遺体の最鑑定に関するアイデアで書き始めたのかなと思うが、こんなに長くする必要はあった?ニューヨークの地下トンネルなら、ディーヴァーのを再読したい。2021/03/17

けいちか

0
シリーズ9作目。翻訳が読みにくい。2008/11/04

ヒサヒサ

0
シリーズ第9作。益々アレックスが活躍します。2010/12/05

たまき

0
苦手なアメリカの法廷ものだったので、腰が引けていましたが,読みだすと法廷はほんのちょっとさわりだけ、あとは刑事との捜査。シリーズものの9作目なのでいろいろと過去の話も出てきたが、それはそれ、全く独立した話として読むことができた。人物の描写が少なくあっさりとしているが、その分NYの地下の様子にたっぷりと字数を使っている。それで雰囲気が伝わるかというと、どうでしょう。現在使用していない線路と駅があるというのは、日本ではちょっと考えられない。9・11後のテロに対する予防措置は大都市ならではの恐怖でもある。  総2012/07/01

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