内容説明
マンハッタンのメトロポリタン歌劇場で、ロイヤル・バレエ団のプリマ・バレリーナが失踪した。その後彼女は、劇場内の人の立ち入らぬ巨大な通風筒の底で、無惨な墜死体となって発見される。一体彼女に何が?プリマのエージェント、後援者、劇場の芸術監督、プロデューサーら関係者が捜査線上に浮かぶが―バレエ、オペラといった華麗なるショー・ビジネス界の裏面を題材に描く、女性検事補アレックス・シリーズ第8作。
著者等紹介
フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪訴追課を30年近く指揮してきた辣腕の法律家である。1996年に地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第一作『誤殺』で小説家としてデビューし、パトリシア・コーンウェル、ジョン・サンドフォードらに絶賛され、シリーズ第四作『妄執』ではネロ・ウルフ賞を受賞した。夫とともにマンハッタン在住
平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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