内容説明
長期休暇を目前に、キングズ・カレッジは悲しみに包まれた。政治学科の教授、ローラが絞殺されたのだ。生前のローラと交流のあった検事補アレックスは、彼女が夢中になっていたマンハッタンの小島での発掘調査に不審を覚える。なぜ畑違いの研究に執着し、金銭まで投じていたのか?アレックスはその謎を解き、犯人の手がかりを掴むため、調査現場の精神病院跡地に足を踏み入れるが…サスペンスに満ちたシリーズ第4作。
著者等紹介
フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪訴追課を30年近く指揮してきた辣腕の法律家である。1996年に地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第一作『誤殺』で小説家としてデビューし、パトリシア・コーンウェル、ジョン・サンドフォードらに絶賛された。その後、第二作『絶叫』、第三作の『冷笑』とシリーズを順調に書き継ぎ、第四作の本書『妄執』はネロ・ウルフ賞を受賞した。現在は夫とともにマンハッタン在住
平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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たまきら
24
今回はマンハッタン史が横糸にひかれていて、おもしろくてたまらなかった。美術館ばかりめぐっていたけれど、次回はぜひ、ルーズベルト島に行ってみたい!2020/07/04
けいちか
0
シリーズ第四作。ルーズベルト島には泊まったことがある!2008/06/01
ヒサヒサ
0
シリーズ第4作。アレックスの活躍は幅広い。2010/10/11
カサブランカ
0
大学教授が絞殺された。マンハッタンの小島ルーズベルト島での発掘調査に不審を覚える。昔マフィアのボスが宝を隠していた。その地図を巡ってボスの孫で助教授の男が2008/08/10
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