内容説明
マンハッタンの巨大病院で、女医が暴行された上、惨殺された。現場へ急行した女性検事補アレックスだったが、病院は警備が甘く、外部の人物も侵入可能で、容疑者の特定は困難を極めた。やがて、病院内での激しい出世争いが浮かび上がり、アレックスは被害者の同僚への追及を強める。が、その矢先、再び同様のレイプ殺人が!卑劣な性犯罪と闘う女性検事補の活躍をリアルに描く、好評シリーズ第2弾。
著者等紹介
フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪を専門に扱う性犯罪訴追課を三十年近く指揮してきた辣腕の法律家である。地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第一作『誤殺』で小説家としてデビューし、パトリシア・コーンウェル、ジョン・サンドフォードらに絶賛された。その後、第二作の『絶叫』、第三作Cold Hitとシリーズを順調に書き継ぎ、第四作のThe Deadhouseは2002年のマカヴィティ賞最優秀長篇賞にノミネートされた。現在はシリーズ第五作The Bone Vaultを執筆中。夫とともにマンハッタン在住
平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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たまきら
24
面白かった!理不尽な殺され方をした有能な女性への怒りがストレートに伝わってきて、これは長年検察側の立場で仕事をしてきた作者の実体験からくる重みなのだと痛感した。今回も仕事仲間たちと親友たちが良い味を出していて、ほほえましかった…バディ小説としても楽しめる一冊な気がします。早く続きが読みたい!2020/06/05
Betty
5
挫折。内容が入ってこない。情景・人物が混乱する。致命的。シリーズ作なのでいつか読み直すかも。2011/08/28
Kitinotomodati
3
ニューヨークの出来る女性が、どんな生活を(多分、ふた昔ぐらい前の)しているのかを、覗いてみるために読む。酸鼻を極める事件とは裏腹に、とても楽しそう。2020/07/25
ヒサヒサ
0
アレックスシリーズ第2作。性犯罪はどこでも起こる。アメリカだけ?
けいちか
0
翻訳がね~。こなれてない。2008/01/08