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ハヤカワ・ミステリ文庫
誤殺

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  • サイズ 文庫判/ページ数 527p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151733512
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アレックス・クーパーはマンハッタンの地方検察庁で性犯罪訴追課を率いる美貌の女性検事補。ある日、アレックスの別荘に滞在していた親友の女優イザベラが無残な射殺体となって発見された。はたしてアレックスと間違われて犠牲となったのか?捜査を開始したアレックスの身辺に出没する怪しい影。やがて予想外の容疑者の出現に、彼女は絶体絶命の窮地に立たされた!卑劣な犯罪に敢然と立ち向かうニュー・ヒロイン登場。

著者等紹介

フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪を専門に扱う性犯罪訴追課を三十年近く指揮してきた、辣腕の法律家である。過去にノンフィクションの著作はあるが、小説は『誤殺』がデビュー作。パトリシア・コーンウェルに「生々しく、リアルで、荒々しい。素晴らしい作家だ」と絶賛され、女性誌「マドモアゼル」でも必読書として取りあげられるなど大きな話題を呼んだ。地方検事補アレックスが活躍するシリーズは、2001年度のマカヴィティ賞最優秀長篇賞にノミネートされた第四作The Deadhouseまで発表されている。現在は夫とともにマンハッタン在住

平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せぴあ

7
昔よく読んでいたパトリシア・コーンウェルの検視官シリーズを思い出した。この主人公は、性犯罪追訴課の女性検事補で、美貌で、金持ちで、仕事ができ、心を許せる友人がいて、おまけに恋人は金も地位もあるハンサムな男なのだ。あまりに出来過ぎなのだけど、女性が仕事で活躍している話は好感を持って読めた。性犯罪にどう対処しているのか、検事補の仕事が詳しく書いてあり、それだけでも、興味深い。最後に思ってもいない意外な結末で、がっかりせずに読めた。シリーズになっているようなので、続きも読みたくなった。2016/07/17

あつぼう

6
結構リアルな小説です。なぜリアルなのかって思ったのですが、どうやら作者自身が長年にわたって性犯罪と闘ってきた法律家なので細かいところまでリアルに描く事が出来てるみたいです。特に性犯罪の被害者の感情などは読んでいても痛々しく感じるぐらいリアルで、どれほど性犯罪による被害者の精神的ダメージそして肉体的ダメージが大きなものか伝わってきます。パトリシア・コーンウェルが絶賛してるだけあって面白いのですが、どうも訳者との相性が悪いのかページをめくるのが遅かった・・・。でも続編も読んでみますね。2010/04/09

Kitinotomodati

4
すごく出来る(恵まれた?)女性検察官の日常を垣間見る事が出来た。少し古いけど実在の人物や番組名が出てきて、そこも懐かしく面白い。2020/05/12

Betty

4
性犯罪担当検察官アレックスシリーズ1作目。邦題と装丁でなのか今まで手に取ることのなかった1冊。内容は、さすが現役(?)検察官の作者が書いているだけありリアリティーが溢れ好印象の主人公。このシリーズも続けて読みたいと思います。2010/06/13

じょじょ

3
面白かったし 最後の展開には予想外だったけど 色々な事件と平行して進んで行くから少しごちゃごちゃしてたし それいらないんじゃない??って説明やエピソードが気になった。2018/09/22

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