内容説明
娘はとっとと結婚して孫をこしらえちまい、おれは年がいもなくビキニの女に欲情しちまう始末。弁護士は毎日が波乱万丈だ。そんな時、最高の親友が銀行強盗の凶弾からおれをかばって死んじまったんだ。ちくしょう、犯人を絶対とっつかまえてやる。もちろん、犯人の裏にいる「犯罪の帝王」もまとめてな!じゃ、急ぐんでまたな―ニューオーリンズの粋な弁護士タビーは今日も孤軍奮闘。頭から湯気だしてがんばってます。
著者等紹介
ダンバー,トニイ[ダンバー,トニイ][Dunbar,Tony]
1994年、弁護士タビー・デュボネが活躍するCrooked Manを発表し、作家デビュー。巨匠ジョー・ゴアズから「揚げたナマズ料理のようにパリっとしていて、茹でた蟹のように味わい深い」と高く評価される。タビーを主人公にしたシリーズ第6作Lucky Man(1999)は2000年のアメリカ探偵作家クラブ賞とアンソニー賞の両ペイパーバック賞にノミネートされ、話題となった。現在、弁護士として活躍しながら、執筆活動を続けている。ニューオーリンズ在住
中津悠[ナカツユウ]
1950年生、東洋大学文学部中退、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるめろ
8
登場人物がやたら多いと思ったらシリーズ五作目とのこと。弁護士タビーが友人を撃った男とその裏にいる犯罪の帝王を追う。ごちゃごちゃしているが疾走感がいい。揚げたナマズ料理のようにパリッとしていて、茹でた蟹のように味わい深いと評価されているらしいが、ナマズ料理はともかくとして、登場人物やストーリーの動かし方が味わい深いのは間違いない。2020/03/20
Ryosuke
1
竹2010/03/01
パカゲニー
0
話のテンポが速くわかりにくいところがあります。主役の人物はよく描かれていますが、もうちょっと、他の人物がわかりやすければ、いいのですが。最後の結論はちょっとばたばたした感じです。2015/04/05
俺、俺だよ!洸太
0
これはいい ミステリーというよりギャングものだが2011/06/06
慧
0
BOMB2001/06/27