内容説明
ミステリ好きの医師フェニモア先生は、実物の屋敷を模し、一族の一人一人に似せた人形を収めたドールハウスで有名なパンコースト家を往診した。屋敷では感謝祭の日、ドールハウスと人形が何者かに荒らされ、直後にそれとそっくりの状況で一族の女性が殺されていた。昔からの患者である女主人に呼ばれた先生は、本業の診察よりもにわか探偵としての協力を依頼されてしまう…読者への挑戦など趣向に富んだシリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
2
このシリーズ面白い! すっかりドイル夫人のファンである(笑)。2017/09/16
菱沼
1
再読。スマホが登場する以前のこのくらいの時代が好き。そして、ミニチュアも好きで自分でも作る。だからドールハウスを燃やす場面は辛かった。果物ナイフによる殺人が行われたからといって、果物ナイフをなくそう、という話にはならない。果物ナイフは単なる道具で、それを人間が使うだけなのだから。(アメリカでは、銃はもっと規制されていいと思うけれど)せっかくの美しい「道具」を燃やさないで、と思った。ドイル夫人大活躍。でも、ドールハウスは救ってほしかった。2024/08/13
風祭
1
面白かった!家族なのに殺人って・・怖いなあ2014/12/06
数奇屋
0
面白いです2015/09/17
錦馬超
0
ドールハウス、凝る人は本当に凝るからなー。 そしてドイルさん率いる紅傘連隊が想像しただけで微笑ましくてたまらなく好き。2015/06/11
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