内容説明
弟の作ったゲームが大ヒット。その勢いで弟はソフト会社を立ち上げたんだけど、社内で不審な動きがあるのでわたしに調べてほしいという。でもプログラマーは怪しい人ばかり。犬・猫・鳥・セラピストまでがオフィスをうろつき社内は大混乱。そんな折、猫がじゃれついたメールカートにマウスコードで絞殺された社員の死体が。弟が言っていたのは、このこと?!解決に立ち上がった素人探偵メグを笑撃の事態が襲うユーモア快作。
著者等紹介
島村浩子[シマムラヒロコ]
1989年津田塾大学学芸学部英文学科卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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ほちょこ
22
鳥ミステリシリーズ第4弾。相変わらず、おかしな人々が続々と登場する。それでもミステリはミステリ。最後の大ピンチ、ハラハラものの絶体絶命場面も!!!と思いきや、鼻からコーヒーを吹き出してしまう(失礼!)ほどのナンセンス。サイコーなシリーズだった。2017/05/27
rokoroko
15
翻訳はここまでらしい。今までで一番のドタバタ。で表題のハゲタカは(臭い ネズミを食べる)くらいしか頭に残らなかった。ゲーム開発会社の内情は考えられないくらいカオスそんな中で殺人事件が起こってと言う話。面白かった2020/11/18
寧々子
12
弟のゲーム会社の奇人変人のプログラマーやペットの動物、オフィス・スペースを共有しているセラピストたちを相手に、メグは孤軍奮闘! 何とか有力容疑者を警察に差し出したいメグがアチコチを嗅ぎ回る様子は、ユーモアたっぷりで相変わらず面白い♪ けど、いちばん可笑しかったのはメグと犯人が対決してから! まさかあんなドタバタな展開が待っていたとは! 現時点での邦訳刊行は本書の第4弾までですが、原作はもっと続いているみたい。 メグとマイクルの今後が気になるから、もっと続きが読みたいのになぁ~2014/08/16
うめ
4
ついに4冊目、しかも翻訳はここまでらしい。残念です。とにかく最初から「なんだこれは?」って言う感じでスタートしているので、どたばた度が半端なかった。メグのまわりにはどうしてこんなに変な人ばかり揃うんだろう?今回はお父さんやお母さんの影が薄かったくらい。この先も読みたいのになぁ。2020/10/18
雪守
4
予想の斜め上を行く展開ばかりでした。それにしても作者が日本好きなのはなんとなく分かっていましたが、手裏剣の扱いをもっと考えてよと言いたいです。続編を翻訳してくれることを期待しています。2010/05/04