ハヤカワ・ミステリ文庫
13羽の怒れるフラミンゴ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 421p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151724534
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

故郷の記念祭にわたしは鍛冶職人として参加することになった。実行委員長は恋人の母親で植民地時代風祭典にするとはりきっておりこき使われるほうは大迷惑。が、祭りの効果でわたしの作品の売上げは好調、鉄製フラミンゴの出来も上々だ。そんな折、わたしのブースになぜか他殺体が。未来の義母にどうにかしろとせっつかれ、嫁姑版仁義なき戦いもやむなし?!素人探偵メグと奇人変人大集合で贈る、抱腹絶倒のシリーズ第3弾。

著者等紹介

島村浩子[シマムラヒロコ]
1989年津田塾大学学芸学部英文学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rokoroko

21
フラミンゴは何時出てくるのか?と思いながら読んでたけど。シリーズ3作目18世紀の衣装で記念祭を楽しむイベント出店した主人公。変人の家族や愛する恋人のお母さま。そして自分のブースに死体。盛りだくさんのドタバタ劇でした2020/11/11

ほちょこ

19
3作目にして、初めてタイトルが「鳥」繋がりとわかる。今回は街全体がコスプレというかなりきり18世紀状態での大混乱。メグの変人家族もさることながら今回は恋人マイクルの母のモーレツぶりが大爆発。いいなぁ。こんなはちゃめちゃな生活。2017/05/23

じゅり子

15
再読。どうも私は登場人物がごちゃごちゃと勝手なことしてくれるのが好きなのですな。このシリーズも好きなんです。鍛冶職人のメグがヒロインなんだけど、私「鍛冶職人」にめっぽう弱いのだ(笑)。鋳物鉄ものに目がないのです。突拍子もないメグの父(笑)、ゴリラの着ぐるみが一番似合うホラス、街中親戚だらけのメグ、マイクルがんばれ!しかしマイクルのお母さんはすごいわね、手強いわね(自分の身内を振り返ってみた・笑)2016/01/17

寧々子

10
恋人のマイクルの母親が記念祭を仕切り、細部にこだわるせいで起きる揉め事を、植民地時代風のドレスを着て解決するメグは大変! だけどやっぱりメグの家族や親戚達がやらかしてくれないと、面白みは半減しちゃう~  なので事件が起こりメグが探り始めた辺りから可笑しくなった♪ メグの作品である鉄製のフラミンゴのエピソードは面白かった♪2013/11/16

うめ

3
シリーズ三作目。毎回鳥が題名になっているが、今回の鳥は生きているフラミンゴではなく、メグの作品。記念祭の最中にメグのブースで死体が発見される。ここからはいつも通りのどたばたと愉快な仲間達のオンパレード。これだけ厄介な家族や親類を抱えながら、なおかつマイクルのお母さんまでが個性強すぎて、メグの頑張りは凄い。2020/09/05

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