ハヤカワ・ミステリ文庫<br> トランプをめくる猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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ハヤカワ・ミステリ文庫
トランプをめくる猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 462p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151707551
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

地元の競馬大会で起きた殺人事件は、人間界のみならず動物界も沸騰させた。「騎手が誰かに刺し殺されたの。心臓をトランプの上から貫かれて」たまたま現場に居合わせたコーギー犬タッカーは、トラ猫ミセス・マーフィに得意気に語った。コカインや遺産相続といった不穏な単語が人間たちの間で囁かれるなか、名探偵を自認するトラ猫は、目撃証言を求めて鼠との協定締結に乗り出す。人畜力を合わせての推理の行方やいかに。

著者等紹介

茅律子[カヤリツコ]
東洋女子短期大学卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
ピュータが最後に活躍♪お話しはちと好きじゃなかったけど、ワンニャンの会話は大好きです。2014/01/02

むらさきめがね

8
牧歌的なムード漂う競馬大会のはずが一転、馬鹿な哺乳類たちがいつも以上に馬鹿をやらかして、連続殺人事件に発展。世界一毛深い名探偵も、今回は安楽椅子探偵並みにお留守番が多いです。代わりにタッカー大活躍?なのにラストで美味しいところ持ってかれちゃいました。しかしミムってほんとに大金持ちなのね。2015/03/27

FeLis-IA

8
再読。競馬にまつわるイベントで次々と起こる殺人事件。現場に残されたトランプに意味はあるのか?といったお話。お馬さん大好きです。競技となるとお金が絡んでくるのは仕様が無いことだと理解しつつ。純粋な馬好きと金好きにぱっきり分かれるものですね。競技場所がクロゼットから遠征する場所で、マーフィは安楽椅子探偵かしらと思いきや、情報交換の為ねずみさんと期限付き不可侵条約を締結したり、ママハリーの危機にはしっかり駆けつけ、犯人にがぶり。さすがですにゃ。誰もがあやしく見えて犯人が埋もれてしまうパターンに嵌められました。2012/12/13

SAYURI

2
競馬を巡っての殺人事件をハリーとミセス・マーフィー(トラ猫)、タッカー(コーギー犬)が解決していきます。2011/08/06

寧々子

2
おなじみのトリオ、マーフィとタッカー、そしてピュータが、ミムの納屋に住んでいる馬や猫たちと協力して事件の真相に迫っていきます。 ネズミと協定を結んで重要な情報を得たりして楽しい♪ 2008/03/07

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