ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 森で昼寝する猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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ハヤカワ・ミステリ文庫
森で昼寝する猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151707544
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

町の噂といったら、くだらない恋愛話ばかり―退屈していたトラ猫ミセス・マーフィの前に運良く(?)事件が。銀行のコンピュータにウイルスが侵入し、データから大金が消えたのだ。さらに、ミセス・マーフィと相棒のコーギー犬タッカーは不審な血の付いたバイクを発見。が、人間たちに知らせてもわかってもらえず、そうこうするうちに、近くの森で死体が見つかって…キュートなトラ猫ミセス・マーフィの活躍、第4弾。

著者等紹介

ブラウン,リタ・メイ[ラウン,リタメイ][Brown,Rita Mae]
1944年ペンシルヴァニア州ハノーヴァー生まれ。ニューヨーク大学で古典文学を学んだ後、ワシントンの政治研究所で政治学の博士号を取得

茅律子[カヤリツコ]
東洋女子短期大学卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

84
猫が登場する物語なので読もうと思い、何冊か手に取り、読み途中で、なかなか読み終わらない。p125.「これは価値の問題じゃないわ」。翻訳がやや冗長な気がする。もっと短い文で訳すのはどうだろう。「価値の問題じゃない!」でいいのでは?まったりとした雰囲気を出したいのだろうか。全部読みしてからまた考えようか。それとも英語で読めばいいのか。2013/11/21

hirune

33
犬と猫が活躍するミステリー、と言っても銀行から大金が謎の手口で掠め取られるし、人は次々と殺されていく結構な大事件です。犯人はアレだろうと思った通りの人物でしたが、これが狡猾で用心深くなかなか尻尾を出さない。最後までハラハラさせられました。しかし盗んだお金の在り処は突き止められず、犯人は出所後に手に入れるんだろうという結末はモヤモヤしますね(*_*)2017/01/03

ぶんこ

15
シリーズ4作目。銀行にコンピューター・ウイルスが侵入し、大金が消えた。トラ猫マーフィとコーギー犬タッカーが活躍。まるで昭和初期の頃のアメリカの物語と錯覚するほど、私が持っていたアメリカの家族のイメージが壊れます。個人主義どころか、2世代、3世代が同居してるし、親がいまだに権威を持っています。小説を通して、未知の国々の生活が覗けて面白い。それからびっくりしたのは、郵便局長が貧乏だという事。アメリカでは、郵便局員は薄給なの?日本では、特定郵便局長は、地域のお金持ちと決まっていたのに。

13
四作目でむっちゃ読みやすくなりました。登場人物の名前とキャラが分かってきたので。四足ちゃん達の可愛さや活躍だけでなく、楽しく読めました♪ハリーの人気が羨ましいなり。2013/12/13

FeLis-IA

6
再読。「マリブ」という女性を探しているハーレー乗りがふらりと現れたのは、世の中を騒がせているコンピュータウイルス「スレッドニードル」の話題で騒然としているクロゼット。今回は恋愛特化な巻かな、あっちもこっちも愛憎悲喜こもごも!ブレアとフェアの殴り合いから紳士同盟までのやりとりは微笑ましいけれど。私はマーフィの“知っているわ、恋愛がありとあらゆる面倒を引き起こすことは”に一票!今回も言葉の通じない人達を相手に頑張ってたなぁ。タッカーの国歌斉唱はかわいくて笑っちゃった。2012/12/09

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