内容説明
造船会社社長の屋敷で家庭教師を務めるグレイス。だがある日、雇い主が殺されてしまい、彼女は事件の濡れ衣を着せられてしまう。思いがけず手を差し伸べてくれたのは、危険な雰囲気をまとったリヴェイン侯爵だった。彼の屋敷にかくまわれ、真犯人を探るうちに、グレイスはリヴェインを愛するようになってしまう―彼が大きな秘密を隠しているのを感じながらも。だがそんなふたりを何者かが執拗につけねらっていた…。ヴィクトリア朝のロンドンを舞台とした、魅惑と情熱のヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
カーライル,リズ[カーライル,リズ][Carlyle,Liz]
RITA賞、ロマンティック・タイムズ賞を受賞したほか、『ニューヨーク・タイムズ』などのベストセラーリストにもしばしば登場する人気ヒストリカル・ロマンス作家。夫とノースカロライナ州に在住
高里ひろ[タカサトヒロ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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romance_holic
2
殺人の濡れ衣をきせられ、助けを求めたヒロインは、ヒーローと出会います。彼は二度と人を好きにならない、家族以外に深入りしないと決めていますが、守りたい気持ちが生まれ苦悩することに…。彼はインド王族とイギリス貴族のハーフのため、19世紀の倫敦が舞台ですが、軽く異国情緒がただよう場面もあります。微妙に萌え心をくすぐるのが彼の出自というか、任務というか…。 ヒロインは苦労していることもあって、しっかりもののリアリストかも。置かれた状況で一生懸命生きている様子に好感もてました。2011/01/28
しまみ
1
スピリチュアル系の説明が面倒だったな2019/04/10
erie
1
リズ・カーライルだからと思って買ったのだけど、これまでの作品とはちょっと毛色が違ってました。ヒロインは英仏ハーフで家庭教師をしていたのだけど、ヒロインの婚約者でもあった勤め先の主人が殺され、その容疑者にされる。ヒーローはイギリスとインドのハーフで侯爵。あらすじからヒストリカルのサスペンスだと思ったところ、パラノーマル要素もありました。ちょっと設定がわかりにくかった。シリーズもののようですが、これも続きが出るかどうか怪しい。2010/12/09
ametrine
0
ランスのお話が気になります。2016/01/14
nayui
0
★★☆☆☆ 2011/02/25