内容説明
フィラデルフィアの名家に生まれ、蝶よ花よと育てられたわたしたち三姉妹。だけどいま、両親は脱税して海外へ高飛びした!滞納された税金を払うため、わたしは旧知の老富豪ローリーが所有する地元紙の記者として働きはじめた。なにかとつきまとう自動車ディーラーのアブルッゾや、わたしを目の仇にする上司キティはいるものの、生まれて初めての仕事は楽しくて順調だった。取材先のパーティーで、死体を発見するまでは―ロマンス界のヴェテランが個性派セレブだらけの社交界を舞台に描く傑作コージー・ミステリ、華やかに開幕。
著者等紹介
マーティン,ナンシー[マーティン,ナンシー][Martin,Nancy]
ペンシルヴェニア州の名家に生まれ、馬と本に囲まれて育つ。ミステリ、サスペンス、ロマンスなど多数の著作があり、日本でもハーレクインから12作が翻訳刊行されている。アメリカで2002年に刊行された『億万長者の殺し方教えます―ブラックバード姉妹の事件簿』はロマンティック・タイムズ賞第一長篇ミステリ部門を受賞
戸田早紀[トダサキ]
1969年生、津田塾大学学芸学部英文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そら@真面目にダイエット中
7
なんとなく期待してたんだけど、全然面白くなかった。ほんとに事件解決する気あるのかな?ってくらい回りくどいというか遠回りというか。で、あ、やべ、そろそろ終わらせなきゃ、うぉりゃ!って感じで終わってるみたいな。2022/04/02
あつぼう
6
よくあるコージーミステリーって枠から飛び出せなかった作品。名家の令嬢という立場を追われた3姉妹。主人公でもあるノラは新聞記者となり生計を立てるけど、そこには一癖も二癖もある人物が関わってきます。この作品の問題点は主人公ノラに他のコージーの主人公のような魅力がないって事。ノラの妹エマの方が魅力的やったかも(笑)。全体的に中途半端って感じがしたのはシリーズものの一作目やったからかな。今後翻訳されて脇役の背景がもっと描かれるなら我慢できるけど・・・。この1冊だけを評価するなら物足りなかったってところです。2011/02/18
鏡也
3
イソラ文庫は文字が大きいので読みやすい!途中、グダグダになったような気がする。作品自体は好きだなぁ。2017/09/24
barcarola
3
コージー、かな? 雰囲気は良いのだが、これといった点も無い。2016/02/14
KAE☆
3
設定はいいのに、いかしきれてない。2013/09/11