ハヤカワ文庫
ジュリー&ジュリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 461p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151500060
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ニューヨークに住むジュリーはまもなく30歳。女優の夢破れてストレスの多い職場で働いている。結婚生活、引っ越し、ホルモン異常…思い通りにいかない人生にいらだつ彼女は、ある挑戦を始めた。1960年代に主婦のバイブルといわれたジュリア・チャイルドの『フランス料理の達人』にある524皿を一年間ですべて作り、この挑戦をブログに綴ること。魅惑的な料理の数々はやがてジュリーの心を解きほぐし、ブログは意外な出会いを運んでくる―ノーラ・エフロン監督・脚本映画の原作となった、勇気をくれる美味しいトゥルー・ストーリー。

著者等紹介

パウエル,ジュリー[パウエル,ジュリー][Powell,Julie]
米国テキサス州オースティン生まれ。アマースト大学で演劇と文芸創作の学位を取得。2002年に開発会社に勤務中、料理研究家ジュリア・チャイルドのレシピに挑戦する日々をつづったブログが多くの読者に支持され、時の人に。ブログを加筆・書籍化した『ジュリー&ジュリア』はベストセラーとなり、優れたブログ本に与えられるルル・ブルッカー賞を受賞した

富永和子[トミナガカズコ]
英米文学翻訳家。獨協大学外国語学部英語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みも

163
僕にとって読み難いもの…哲学的要素を含むもの、翻訳が著しく拙いもの、論文調の無味乾燥なもの等数々あれど、この本はどれにも属さない。にも拘らず遅々として進まず。何故なら…内容が軽薄で物語性もなく、先へ進む動機も期待も湧かないのだ。元はブログ。日記ですらないので区切りもなく、極めて個人的なネタがひたすらダラダラと続く「一人饒舌体」。しかもその中身は文字通り赤裸々で、性的欲求の露骨な発露や、露悪趣味かと疑う程の生き物を捌く生々しい描写がある。僕には全く合わない本だった。珍しいパターンだが映画の評価は高いらしい。2020/06/15

きゅー

8
偶然ジュリア・チャイルドの『フランス料理の達人』を手にしたジュリーは1年間で524のレシピ全てを料理し、その様子をブログに投稿することを決意した。ブログが大人気となり、本書が刊行され、最終的には映画化されたという。書き手と読者の一体感は本では得られないブログ特有の良さだろう。そういう意味では、本書は賞味期限切れの印象が強い。ここには女性のキャリアの問題といった付随するテーマが書かれているが、基本となるのは料理をめぐるドタバタコメディ。そして、すぐにキレて怒鳴り散らすヒロインを450ページも読むのは長すぎ。2019/01/09

そら@真面目にダイエット中

6
あれ?おかしいな…、面白くなかった…。読みにくいし、先を知りたい気持ちにならなくて、読み進むのが大変だった。2022/04/05

くさてる

5
自分の人生に行き止まり感を感じた30歳の女性が、古い料理書のレシピを完全制覇することに挑み、その様子をブログに綴る。そのチャレンジが彼女の生活にもたらした様々な影響を語るという内容。レシピとか料理についてというよりも、不器用で癇癪持ちの女性を取り巻く一風変わった人間模様を楽しむほうが正解なのかもしれない。ただ、訳文いかにも翻訳口調の女性の語り口なので(~なのよ、~だったわ的な)、そこがもう少しこなれていればもっと楽しめたかもしれないと思った。2012/06/26

じょじょ

4
ちょっとがっかり。これは映像で観た方がいい。訳す人が違ければ面白く読めたかも知れないけど。2018/05/18

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