内容説明
売れない女優のニッキィはレストランで働いて生計を立てていた。そこにある日、客として現われたのはデリック・マルヴォー、名門ワイナリーの若き敏腕オーナーだった。ニッキィのワインの知識を見込んだ彼は、自分の補佐役として働かないかと誘ってくる。迷いながらもワイナリーの見学に訪れたニッキィだが、到着早々、ワイン職人の他殺体を発見してしまう。この美しいナパ・ヴァレーで、いったい誰が何のために？ニッキィは自分なりに真相を探りはじめるが…。ワインと絶品グルメが満載、思わず乾杯したくなるコージー・ミステリ。
著者等紹介
スコット，ミシェル［スコット，ミシェル］［Ｓｃｏｔｔ，Ｍｉｃｈｅｌｅ］
カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。南カリフォルニア大学でジャーナリズム論を専攻。２００４年に『おいしいワインに殺意をそえて』でデビュー。児童ファンタジイや乗馬ミステリ・シリーズも執筆。サンディエゴで夫、三人の子供と暮らす
青木千鶴［アオキチズル］
白百合女子大学文学部英文学科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ペルー
12
出だしは面白い、と思ったけど次第にロマンス色が強くなり、うーん、ちょっとねと思っちゃいました(^^;ヒロインの猛烈な調査にはある意味感心しちゃうけど、すごく成果があるのが、なんと言うかつきすぎ(笑)犯人はこの人かぁと唸っちゃうけど犯行もなんか安直な感じでした。ワインは美味しそうで、読んでる間に３本買っちゃった(笑)2015/04/26
そら@真面目にダイエット中
9
まぁ、コージーミステリーの主人公って好奇心旺盛でグイグイいくタイプが定番だからあれとして、珍しく魅力的な登場人物ゼロだったかも。2022/03/23
あつぼう
8
美味しいワインとそれにあう絶品のグルメを楽しめるコージーミステリー。レストランで働いていたニッキィは嫌味な女のせいで職を失うはめに。でもそんな彼女に救いの手を差し伸べたのは嫌味な女の連れであった魅力的な男性デリック。彼こそは名門ワイナリーの敏腕オーナー。ニッキィのワインの知識にほれ込んだ彼はニッキィを補佐役として雇おうとするけど、到着早々死体を発見してしまうニッキィ。一癖も二癖もあるデリックの家族、お金が巻き起こす憎悪の連鎖・・・。ワインを楽しみながら最後まで読みたい一冊です。結構おすすめのコージーです。2010/03/06
N田
7
主人公ニッキィのキャラがいい。巻頭登場人物紹介で「売れない女優」と一言だが。CSIとエイリアスの混ぜ合わせって、チーム物だから他の主役的登場人物が人気無かったのさ。この殺人事件で役のオファーが来るようになるのか。2020/06/25
lovemys
5
バカ女だとか、時代遅れだの、下品だのと、言葉遣いの悪さに加え、翻訳にも違和感ありで、ちょっと読みこなせるかなぁ～…、と思って読み初めた本書。あまりにもベタベタで、高校生向きかと思えるロマンスにもゲロゲロになっていたが、何とも美味しそうな料理と、買いに走りたくなるようなワインの紹介で一気に読み進める。以外や以外、なかなか面白いミステリーとなっていて、読んでいて楽しかった♪しかし、何十年か前のドラマのような設定で、そこら辺、古く感じた。全てのレシピを試してみたい！と思えるほど、上質なレシピ付きで大満足でした♪2015/03/23
