出版社内容情報
現代演劇の鬼才、ケラリーノ・サンドロヴィッチの第一弾。「消失」「神様とその他の変種」。
内容説明
演出家、ミュージシャン、映画監督でもあるケラリーノ・サンドロヴィッチが、劇団ナイロン100℃に書き下ろした渾身の二篇を収録。いつの時代で、どこの国か、昔の話か、未来の話かもわからない。再生を図ろうとする兄弟を描いた『消失』。ホームレス姿の男があらわれ「どうも、神様です」と、いきなり観客に語りかける異色作『神様とその他の変種』。これは果たしてどういうことなのか。解説も著者。
著者等紹介
ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ケラリーノサンドロヴィッチ]
ミュージシャン、劇作家、演出家、映画監督。1963年1月3日、東京都渋谷区生まれ。劇団「ナイロン100℃」主宰。横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)卒業。本名は小林一三(こばやしかずみ)。1976年に「喜劇映画研究会」を創設。一方、KERAの名で、バンド「有頂天」やインディーズレーベル「ナゴムレコード」も運営。現在もミュージシャンKERAとして活動中。1985年に劇団健康を旗揚げ、演劇活動を開始する。演劇分野ではケラリーノ・サンドロヴィッチ名義を使用。92年の解散後、翌93年にナイロン100℃を始動。2001年、オリガト・プラスティコとKERA・MAPを立ち上げる。1999年「フローズン・ビーチ」で第43回岸田國士戯曲賞受賞。2000年「ナイス・エイジ」で東京都千年文化芸術最優秀作品賞受賞。2001年「室温―夜の音楽」を作・演出し、第5回鶴屋南北戯曲賞と第9回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2006年「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」を演出し、第14回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。岸田國士戯曲賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーカ
ばんだねいっぺい
七虹
イシザル
法水