ハヤカワ演劇文庫<br> トム・ストッパード〈2〉ロックンロール

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ハヤカワ演劇文庫
トム・ストッパード〈2〉ロックンロール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151400278
  • NDC分類 932
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「で、ケンブリッジでは、どうして本当の君ではない人間の振りをしてたんだ?」1968年、留学生ヤンは愛するロックを守るため、ソ連軍の侵攻にゆれる故郷プラハに舞い戻る。数年後、そんな彼の元にかつて訣別した恩師の英国人、マックスが現われ……。世界に〈解放〉をもたらすのはロックか、それとも共産主義か。激動の20年を経て、2人の運命は数奇に絡み合ってゆく。ピンク・フロイド、ストーンズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、U2ほか時代を抉る名盤で綴る、異色の政治叙事詩。

■Tom Stoppard
劇作家、脚本家。1937年チェコスロヴァキア生まれ。幼少期にドイツの侵攻を逃れ、両親とシンガポールに亡命。その後日本の侵攻に際し、母と兄とともにインドに疎開(あとに残った父は殺害された)。母の再婚相手である英国軍人の姓を受け、英国へ移住。17歳で新聞記者の職を得た後、テレビやラジオのシナリオ執筆を開始。66年『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』で脚光を浴び(68年トニー賞最優秀作品賞。90年に自身の監督・脚本で映画化)、以降話題作を次々と発表。一見難解な哲学的主題を、ウィットに富んだセリフと軽妙なユーモアを交えて語る作風で有名。自作のほかチェーホフ作品等の翻案も手掛ける。2002年初演の『コースト・オブ・ユートピア』で07年トニー賞最優秀作品賞など7部門を受賞。映画脚本も多数担当し、98年『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞最優秀脚本賞受賞。78年CBE勲章受章、97年にはナイトに叙せられる。09年、第21回高松宮殿下記念世界文化賞受賞。その他の劇作に『リアル・シング』(82年)などがある。

内容説明

「で、ケンブリッジでは、どうして本当の君ではない人間の振りをしてたんだ?」1968年、留学生ヤンは愛するロックを守るため、ソ連軍の侵攻にゆれる故郷プラハに舞い戻る。数年後、そんな彼の元にかつて訣別した恩師の英国人、マックスが現われ…世界に“解放”をもたらすのはロックか、それとも共産主義か。激動の20年を経て、2人の運命は数奇に絡み合ってゆく。ストーンズほか時代を抉る名盤で綴る異色の政治叙事詩。

著者等紹介

ストッパード,トム[ストッパード,トム][Stoppard,Tom]
劇作家、脚本家。1937年チェコスロヴァキア生まれ。英国へ移住。17歳で新聞記者の職を得た後、テレビやラジオのシナリオ執筆を開始。66年『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』で脚光を浴び(68年トニー賞最優秀作品賞。90年に自身の監督・脚本で映画化)、以降話題作を次々と発表。2002年初演の『コースト・オブ・ユートピア』で07年トニー賞最優秀作品賞など7部門を受賞。映画脚本も多数担当し、98年『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞最優秀脚本賞受賞

小田島恒志[オダシマコウシ]
1962年生、早稲田大学文学学術院・文化構想学部教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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timeturner

4
チェコの歴史に疎いのでわかったとは言えない。共産主義は人間の手には負えない玩具なんじゃないか? まあ「主義」はみんなそうか。マックスを見ているとケンブリッジ・ファイヴを思い出す。2018/04/08

yellow0702

1
前提となる知識が少なすぎて、初読ではあまり理解できず。でも、一度読んでから後ろについてた年表を見て、それから再読したら、だいぶ理解できた。もちろん、内容を全部理解できなくても十分楽しめるけれど、やっぱり理解したほうが面白い。作中に出てくる音楽は聴いたことがないものがほとんどだったけれど、聴きながら読んでみたら少しは雰囲気が味わえた気がした。でも舞台で観てみたいなあ。2016/04/29

さとみ

1
お芝居を見ていないので、演出の指定が実際どんなふうになるのか、想像するしかない。あと、言及されていたり、BGMに使われたりする曲、バンドを全く知らないということで、かなり理解が難しかった。社会的な問題が核にあるからそこも難しい。でも、反体制派とか、共産党が倒されていったりとか、頭を使って読み進めると結構達成感があった。2012/12/21

passage_misato

1
舞台の脚本は実際の芝居を観たあとから読むとどうしても演じ手に引きずられがちで、この小田島訳も同様である。が、ヤンがプラスチック・ピープルが好きで、フェルディナントがビーチボーイズとういう情況とプラハの春後のチェコを思うとき、「ロックンロール」に語られた重さ、時代を思わずにはいられない。場面転換に指定されたアルバムや曲、登場人物が語るアーティスト名からそれはさらに顕著だ。2010/09/11

uburoi

0
『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のトムがまともにロックの話など舞台に乗せるわけないとは早とちりもいいとこだったが、さすがにトム・ストッパードのロック、スマッシュカットによる素早い画面転換のスピードに加えて情報過多。チェコの話なのだ。まるでクンデラだ。それから倫敦の話し。クンデラの時と同じプラハの春だのビロード革命だのの無知に面食らってたじたじだ。そこにベタなロックの名曲が流れ続ける。人物は大地と時間を超えて交歓し、母エズミと娘アリスは二役で肉体まで掛け持ちなのだった。2015/06/09

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