ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 40(マープル)<br> ポケットにライ麦を (新訳版)

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ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 40(マープル)
ポケットにライ麦を (新訳版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151310409
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

会社社長の毒殺事件を皮切りに名家で起きた三つの殺人事件。かつて仕込んだメイドを殺されたミス・マープルの正義の鉄槌が下る!

内容説明

会社社長が何者かに毒殺された。遺体のポケットにはなぜかライ麦が。それは、恐るべき連続見立て殺人の端緒だった。さらに社長宅のメイドが洗濯ばさみで鼻をつままれた絞殺死体で発見される。彼女を知るミス・マープルは義憤に駆られ、犯人探しに乗り出す!新訳で贈る、マザー・グースに材を取った中期の傑作。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

129
「だけど邪悪な心だけは許せない」。本作には"邪悪さ"へ強い嫌悪を示す二人の老婦人が登場する。彼女たちはひとクセあるが魅力的なキャラだった。ひとりはミス・マープル。鋭い人間観察の目線から心理と謎を読み解く。もう一人の女性も客観的に物事を見ることに長けている。そんな彼女たちが感情を露わにする。それは邪悪な心に対して。人の心の正体を見抜くのは難しい。しかも一度、先入観に囚われると中々抜け出せない。たとえ事実が真実を指し示していても。それでも彼女は惑わされることなく真相に辿り着いた。ミステリの醍醐味を示すように。2023/04/22

オーウェン

70
クリスティによるミス・マープルの長編の1つ。 テーマは見立て殺人であり、死んだ男のポケットにはライ麦が。 そしてメイドには洗濯ばさみが鼻でつままれているという具合。 このメイドとマープルが関係ありで、自ら事件解決のため事件を推理していく。 マザー・グースが見立ての元になっており、なぜそれを犯人が実行したのかの動機。 そしてすべてが解決した後のマープルの慟哭。 より人間味が増したシリーズとしての1作のように思う。2021/02/07

tokko

62
やっぱりクリスティーはおもしろい!あっという間に読んでしまったけれど、みごとダマされて終わりました。でも決してアンフェアなプロットではありません。読者にもきちんと情報が開示されているので、ニール警部、ミス・マープルと一緒に推理しましょう。ネタはバラしたくはありませんので、もし読んでいなければ読みましょうという程度に留めておきます。2022/10/05

優希

57
ミス・マープルもの。ポケットにライ麦が入っていたことから始まる連続殺人。見立て殺人の発端とも言えますね。ミス・マープルは美味しいところを持っていったような気がありますが、面白いので良いのです。2023/10/24

いなとも

55
ポアロシリーズは「カーテン」をうっかりフライングで読んでしまったので次はミスマープルシリーズの長編を読みたいと思い評価の高いこちらを購入。 ニール警部になりきって犯人当てに挑戦したけどやっぱり外れた(笑) グラディス可哀想・・・2021/10/17

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