ハヤカワ文庫<br> シタフォードの秘密

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ハヤカワ文庫
シタフォードの秘密

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151300769
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

雪に覆われ、下界と遮断されたシタフォード村の山荘。そこに集まった隣人たちが退屈しのぎに降霊会を試みる。そこへ現われた霊魂は、はるかふもとの村に住む老大佐の殺害を予言した!駆けつけると、大佐は撲殺されており、しかも殺害時刻はまさにあの降霊会の最中だったのだ…絶妙のトリックが冴える会心作。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

田村隆一[タムラリュウイチ]
1923年生、1943年明治大学文芸科卒、1998年没、詩人、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

227
★★☆☆☆ 正直言って犯人もトリックも早々に想像がついてしまった。 しかし動機にはびっくりさせられた。何やら人間の汚い部分を見せつけられた気がする。 冒頭の怪しい降霊術や、閉鎖的な寒村という舞台など好みの設定も多く、決して面白くない訳ではないのだが、ヒロインのエミリーが小悪魔と言うより、単に性格の悪い女だと感じてしまい、評価を下げた感じだ。 また、エミリーのフィアンセであるジムにも全くと言っていいほど魅力がなく、せっかく事件が解決してもカタルシスは一切感じなかった。2018/12/03

aoringo

73
降霊術によって示された人物が本当に何者かによって殺されてしまう!結末はあまりにも平凡なトリック。だけどその時代の雰囲気を味わうことができるし、美人で頭が良くて行動力もある魅力的なエミリーに好感が持てた。彼女が、どこがいいのか分からない駄目男に尽くすのがこの作品の一番の謎だった気がする。2019/10/12

yumiha

51
雪に閉じ込められたようなシタフォード荘で行われたテーブル・ターニング(日本で言えばこっくりさんのようなもの)で殺人の予言‼またまたオカルトチックやん。そして、どの人もみな怪しげな行動を取るんですわ。でも真っ先に被疑者として考えていた人物が犯人だった。でも、その動機も方法も全くわからなかった💦ラストで明かされてみれば、動機も方法も、ちゃんと書かれていたのに思い浮かばなかったのが残念。またしてもクリステイーのミスリードに乗せられてしまった💦2021/11/18

中原れい

50
殺人犯とされた婚約者の無実を信じ、犯人探しに奔走するエミリー。大胆にクレバーに立ち回る様が小気味よい。詳しいところは警察に任せるし、新聞記者を従兄弟として紹介するなど言ってることはバレバレで批判されるくらい慣れてはいないけど。当時のイギリスでは降霊会が新聞読む程度のポピュラー加減だった、ということも、読んでいて実感。こういう生活感もクリスティは楽しい。2015/06/08

Tanaka9999

45
降霊会で予言された人が殺される。という展開なんだが、犯人として疑われ逮捕される婚約者が、知り合った新聞記者と共に探偵を実施する。婚約者の探偵術がなんか人を騙す(ではないが)技術ですごい。しかし、最後は一気に解決に向かってしまう。そんな伏線あったっけ、と感じてしまう。が、まぁそういうものかとは感じられる。2020/01/11

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