ハヤカワ文庫<br> 死の猟犬

個数:
電子版価格
¥1,078
  • 電子版あり

ハヤカワ文庫
死の猟犬

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月20日 06時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151300554
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ベルギーの小さな村に侵入したドイツ兵士を、謎の爆発現象で吹き飛ばしたのは聖女と評判の修道女であった。まもなく、彼女は「死の猟犬」について謎めいた話を始めるが…。超自然現象とそれに絡む犯罪を描いた表題作をはじめ、幻想怪奇をテーマにした異色短篇11篇と映画化された名作短篇「検察側の証人」を収録。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

小倉多加志[オグラタカシ]
1934年京都大学英文科卒、1991年没、実践女子大学名誉教授、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

113
【再読】シロマコ…わたしを動かす日本の霊(笑)。ミステリーの女王クリスティによる幻想怪奇をテーマとした異色短編集。超自然現象や降霊会、心霊に奇術師と盛りだくさん。そして謎解きする精神分析医など、何度読んでも面白い。クリスティの世界観で読める幻想怪奇ものはもう堪りません。そして特筆すべきは巻末の風間賢二氏の詳しい解説!これを読むだけでも本書の時代背景やら、非常に分かりやすくお勉強できるのでお勧めです。2020/03/15

MICK KICHI

99
<マンスリー・クリステイー> オカルトや神秘主義に材を得た異色短編集。死の猟犬◎ 第四の男◎ ラジオ◎ 検察側の証人◎ 超自然現象の発現が意表をついたまま投げ出される表題作。多重人格の女性に纏わる悲劇にアガサの性を感じる「第四の男」パタリロ好きなら「マリネラの吸血鬼」でのリスペクトが大騒動になった「ラジオ」この当たりが秀逸だった。「検察側の証人」は純然たる法廷物だが、結末はある意味ホラーより驚愕する恐ろしさ、インパクト絶大な傑作。2019/05/26

chantal(シャンタール)

95
【第137回海外作品読書会】オカルトカラーに満ちた短編集。降霊界とか、霊魂とか、幽霊とか、そんな超常現象にまつわる短編ばかりで、なかなか面白かった。最後までほんとにオカルト的なものもあればオチがあると言うか、タネや仕掛けがあるお話もあった。クリスティにしては珍しい作品。最後の「SOS」と言う話の結末が私のこの鈍い頭では理解出来なかった。あれはどう言う意味だったのだろう?疲れて眠い中読んでたからかしら。明日、頭がもうちょっとハッキリしてる時に読み直してみるか😅2019/07/13

藤月はな(灯れ松明の火)

94
本当は「日本の夏は、やっぱり、怪談 洋編」に参加予定も心身ともに優れずにタイムオーバーしながらも再読。この作品集の恐ろしい所は不可解な状況の原因やそれが何を表すかをはっきりと言及されない事にある。明確に明かされない事が読者の各々の想像を掻き立てる。その尤足るものが「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」だ。また、暖かな印象のある「ランプ」も見方を変えれば、ホラーなのだ。何故なら、祖父もジェフリーも自然に受け入れている分、現実的に物事に対処してきた自負がある母親には恐ろしい状況であるから。2021/08/05

Kircheis

75
★★★☆☆ ポアロもミス・マープルも1話も出てこない短編集。 ミステリーというより怪奇小説風の話が多い。 こういうのもありだとは思うが、やはりクリスティはミステリーの女王だし、謎解き要素があった方が好みである。 有名な「検察側の証人」が、やはりトップクラスの面白さだったが、どんでん返しのある「赤信号」や王道の怪奇小説である「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」も良かった。2018/10/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/485693
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品