ハヤカワ文庫<br> マギンティ夫人は死んだ

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ハヤカワ文庫
マギンティ夫人は死んだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151300240
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。だが事件の顛末に納得のいかない警視はポアロに再調査を要請する。未発見の凶器と手がかりを求め、現場に急行するポアロ。だが、死刑執行の時は刻々と迫っていた。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

田村隆一[タムラリュウイチ]
1923年生、1943年明治大学文芸科卒、1998年没、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

101
警察官からの通報で調査をはじめたポアロ、半ばまでは、なかなか進展がない。何が伏線だろうかと考えながら、どきどきしながら読みました。アガサクリスティの推理小説で、外れというものにあたったことがない。アガサクリスティの翻訳本の楽しみ方は、1当時のイギリス、ヨーロッパ、中東の文化を思いを馳せる2人間の心理の機微を考える3男性の見方と女性の見方の違いを考える4日本語で表現しているものが、英語ではどういう文脈で使われているかを考える5原文を読んでみる 5にいたったものはないので、どれも読み飽きたということはない。2012/05/03

セウテス

87
【ポワロ シリーズ】第24弾。〔再読〕マギンティ夫人は、何故殺されたのか。ポアロの旧友スペンス警視は、状況証拠から逮捕した男がどうしても殺人者とは思えず、ポアロに調査を依頼する。本作はいつもと違うポアロ作品であり、ポアロは名探偵という絶対的立ち位置の無い、ただの一個人として孤軍奮闘する。限られた空間の物語ではなく、私はポアロの目を通して街中を移動する、ポアロらしくない作品だと感じるのだ。だが嫌いじゃない、何気ないひと言の裏に真実が隠れる。トリックが無くても、推理する謎が魅力的なミステリは、流石の面白さだ。2021/01/06

Tanaka9999

84
今回は犯人の推理はおろか、話の筋さえもおえないまま最後の結論部分に入ってしまった。自分には人物関係が複雑すぎて、誰がどういう人なのかがいまいちおえないまま。私の読み方が悪いのか、それともそれなりの人物がそろう話は苦手なのか。 2018/07/19

森オサム

68
ポアロシリーズ長編第二十四作目。本作はとにかく登場人物が多く、その上過去の4つの事件に関わる人物の名前は登場人物一覧にも載っていない為、正直何だか理解しきれずに終わた感は有る。まあそれは置いておくと、ポアロの名声を誰も知らない村で軽んじられながら捜査をする姿、泊まった宿の待遇の酷さ等ユーモアの有る描写が多く楽しかったし、事件の真相、犯人も自分にとってはとても意外で、しかしながら納得感もあり面白かったですね。誤認逮捕された青年が余りにも厭世的でなげやりなのには閉口しましたが…。2025/06/19

財布にジャック

67
クリスティーのシリーズを読み始めて24冊目なので、カタカナの名前の登場人物には慣れているはずなのですが、この作品の登場人物は覚えられなくて、名前がゴチャゴチャになってしまいました。過去を暴くことイコール犯人という構図なので、目標が分かって読んでいたのにもかかわらず、犯人にはかすりもしませんでした。過去の事件が4つというところで惑わされた上に、意外な結末で唖然としました。2013/06/23

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