出版社内容情報
「隠された庭園」を求め、源氏の君の孫が時を超え無人の京を訪れる。ハンガリーのノーベル賞作家と日本文化の邂逅が生んだ異色作
【目次】
内容説明
京阪電車に乗って現れた、千年の時を超える光源氏の孫。書物にのみ伝わる「隠された庭園」を求めて、京都の街に歩みを進める。傷つきやすい心身のうちで美しい庭を渇望しながら、人影のない路地を彷徨う、その孤独な探求の行き着く先は―。事物を微細に描き尽くすうねるような長文で紡がれる、ハンガリーの巨匠と日本との邂逅が生んだ幻の書。ノーベル文学賞作家の転機を刻む代表作にして、最良の入門書、待望の新訳版。
著者等紹介
ラースロー,クラスナホルカイ[ラースロー,クラスナホルカイ] [L´aszl´o,Krasznahorkai]
1954年、ハンガリー南東部のジュラ生まれ。1985年、第一長篇小説『サタンタンゴ』を発表する。荒廃した村と取り残された人々を描いた同作は大きな反響を呼び、タル・ベーラ監督によって映画化され世界的な話題を呼んだ。その後も『抵抗の憂鬱』(1989年、早川書房より近刊)、『戦争と戦争』(1999年、未訳)などの作品を発表。ピリオドの少ない独特の息の長い長文と、終末的な世界観を特徴とする。1997年、初来日して京都に魅了され、国際交流基金のフェローとして2000年と2005年に京都に長期滞在し、寺社建築や日本庭園、能楽などの伝統文化を学んだ。本書はその経験をもとに2003年に発表された新境地となる作品。2004年にハンガリーのコシュート賞、2015年にブッカー国際賞、2019年に全米図書賞翻訳部門を受賞。2025年、「終末的な恐怖のさなかにあって、説得力と先見性のある作品の数々により、芸術の力を再確認させた」としてノーベル文学賞を受賞。作品は42の言語に翻訳されている。ハンガリー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たっきー




