内容説明
標的はマフィアのボスの金庫―。癌で死を宣言された老金庫破りのボロは、若き相棒のヴィンセントに最後の教えを授けるべく、危険な仕事を請け負った。目的の金庫には、マフィア壊滅の鍵となる証拠テープが隠されている。が、侵入経路はただひとつ、地上９０階のビルの壁面だけしかない。厳寒のシカゴを舞台に、男たちの熱い友情を謳い上げる感動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro＠the_booby
15
これが最後の仕事と引き受けたマフィア絡みの金庫破りの二人と相棒を殺された警官とが真冬のシカゴで交差する。泥棒仲間が集うバーの描写が良いね。2015/06/07
ありさと
0
タイトルは強奪だけど真っ当な泥棒と正直な警官がマフィアや人殺しのチンピラと渡り合う話。立ち上がりは重いけど最後はぐいぐい読み切ってしまった。マフィアのゴタゴタの部分の説明が頭に入らんなと思ったけどシリーズものなのか。前作読むとわかりやすいのかしら。2023/01/17
