内容説明
なんと美しい娘だ―元ピアニストのローアルは、偶然見つけた一世紀前の写真の女を愛してしまった。彼女はなんという名前で、どんな生活をしていたのか?人里離れた山荘でひとり妄想をつのらせていく彼の前に、ある日写真と瓜ふたつの女が現れる。…人間心理の深淵を描いて並ぶ者のないB・M・ギルが、宿命の愛に溺れていく男の姿を描く心理スリラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kitinotomodati
4
山荘が舞台になる辺りから、話に引き込まれていく。あとがきに犯罪小説として捉えるか、異常心理サスペンスか、あるいはオカルト小説か全て読み手次第とあるが、私にはレンデルのノンシリーズみたいに感じられた。2020/05/08
負け猫
1
キチガイなのかこいつは、と読み進め、最後に思ったのが純粋なのはこの、主人公。妻のゾウイも、少女ローズも汚い部分があるからこそ、逆にまともなのかも。2013/04/03
カンパネルラ
1
タイトルに気が引かれてなんとなく読んだ本。まぁまぁ面白かったけどちょっと消化不良になる内容。ミステリー仕立てなのかな?2003/08/12
薫
0
面白かった2009/08/15
三門 優祐
0
俺好みの実にいやな話だった。佳作。2009/06/29
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