内容説明
一年前に火災があった森ではキノコが大繁殖していた。ケイトらはキノコ採りに精をだしていたが、そこでキノコに覆われた焼死体を発見した!死体は地元中学の教師シーボルトと判明。彼は教育方法をめぐり、キリスト教原理主義の説教師である老父と対立していた。シーボルトの死は誤って火災に巻きこまれたためなのか?それとも狂言者たちの仕業なのか?ケイトの推理がアラスカの悲愴な現実を暴く入魂のシリーズ第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きうりっち
0
この作品のまえにも作品があったらしくて、最初人物の関係が判らなくて読みづらかった。アリュート人というアリューシャン列島の先住民出身のヒロインというのが目新しい。アリューシャン列島という名前だけは知っていてもどういう人々が住んでいるのかまで考えたこともなかった。他にも少数民族の住人がいたりして、アラスカという土地が自分にとって全くの未知の世界だと感じた。キリスト教原理主義を妄信している集団とについても想像を超えるものがある。結局事件はうやむやで終わり読み終わって全くすっきりしないがこれが現実かもしれない。2013/01/13
ゆりっぺ
0
1998年8月23日
-
- 和書
- ぎおんごぎたいごにゃんこ