ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 死を誘うロケ地

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ハヤカワ・ミステリ文庫
死を誘うロケ地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150795528
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロケハン・スタッフのペラムは、新作映画のロケ地を探すため、相棒のマーティとともに小さな田舎町を訪れた。が、住民は警戒心が強く、着いて早々、悪質な嫌がらせが相次いだ。数日後、マーティが車の爆発事故で死んだという知らせを受け、彼は愕然とした。死因に疑問を抱き、単身調査に乗り出したペラムの前に、やがて、邪悪な陰謀の影が…のどかな町に隠された巨大な悪と、複雑に絡み合う謎。注目の気鋭が贈る話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

9
作者を選んだきっかけが思い出せないが、何かの書評にマシな作家として名前があったのかも知れない。この書題を揶揄する書評を読んだのも覚えているが、Wikiを見るとこの作者のかなり数ある作品の中にはこの題名に代え原題が掲載されていた。大人の事情であろうか。主人公はロケハンを業とする男で、実は華麗な職歴がある。小さな田舎町を訪れた際に何者かに相棒が殺される。その上彼自身にも街を牛耳るボスから嫌がらせを受ける。主人公は嫌味無くストーリーも滑らか。意外な結末もまずは受け入れられる。中々良いシリーズ作品、作家らしい。2021/05/10

DearestAnna0109

1
ジョン・ベラムシリーズの1作目。リンカーンシリーズよりも5年程前の作品です。 人気作家ですが、さすがにこの頃の作品は日本ではもう絶版のようです。 ストーリーはあまりごちゃごちゃした展開もなくラストまでスムーズに進行しますが、読む私はディーヴァー作品だと思って構えて読んでいるので多少物足りなく感じる結末でした。 盛り上がりや緊張と緩和的な読み応えは少ないですが出来の悪い作品ではありません。 ディーヴァー作品だという先入観を無しに読めば十分オゥっと思わせる犯人と結末なのですが、ついつい贅沢言ってしまいます。2018/11/14

けいちか

1
ウィリアム・ジェフリーズ名義で発表された初期の作品のひとつ。ペラムという映画のロケ地を探して歩く仕事をしているジョン・ペラムが主人公でシリーズ第一作である。過去に重荷を背負っている主人公がアメリカの典型的な小さな町で部外者として、目に見えない敵と戦いつつ、相棒を殺した人間を探し出す。途中で人妻やその子どもと仲良くなったり、他の女に惚れられたりして結構色々忙しい。シリーズの続きも読む予定。2009/07/24

ymg

0
「ジョン・ぺラム」3部作の第1作。ライムシリーズとは異なりドンデンはあまりなく、ちょっとハードボイルドっぽい感じ。2009/11/18

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