内容説明
町が誕生して百五十年を迎えるピカックスは、記念イベントの準備で賑わっていた。そんな折、一人の青年が町にやってきて、珍事が発生する。ココが青年に向かってダイブをし、体当たりを喰らわせたのだ!やがて町では二件の死亡事故や、例の青年の親族が不審な病に倒れるなど、不穏な出来事が次々と発生する。はたしてココは町の一大事を救うことができるのか?ココの大胆な行動がファンの心をわしづかみにする注目作。
著者等紹介
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
2
シャム猫ココシリーズ。 文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。最後に、後書として、作者のメモがある。リリアンとクウィルの会話になっている。 新手の技を繰り出して、ココとヤムヤムの物語のマンネリ化を防ごうとしている。 本題は、150年の記念のイベント2011/07/20
くわずいも
1
再読。ココがミッチのすぐ側に飛び降りた理由が書いてないけど、長年の読者なら、もうお分かりよねってことなのかな?2020/05/30
barcarola
1
このシリーズは巻き込まれる事件云々よりも、クィラランとココ(もちろんヤムヤムも!)が織りなす雰囲気を楽しむもののようだ。そんなわけで本作は爆弾……爆弾ねぇ(笑)。2016/10/09
ウンティ@十五夜の読書会
1
三毛猫ホームズを思い出す。ココは可愛いけど…合わない。この雰囲気が合わない。主人公社会的に恵まれすぎってのが嫌。何より関係ない殺人(事故?)も起きるし、そこ犯人あがってないし。合わない。2013/05/06
けいちか
1
シリーズ28作目。いつまで続くのだろうか。2007/09/08
-
- 電子書籍
- 富嶽百景