内容説明
静かに学究生活を送っいた私がなぜこんな目に?濡れ衣を着せられ、口を封じるべく追跡してくる殺し屋もどきの男たちを振り切り、変装し、潜伏しながら、大統領選挙の決着がつくまでに、謎の計画を暴露しなければ命がないのだ。協力してくれるのは、二人の中年女性図書館員と謎めいた美女だけ。はたして国家的陰謀を暴けるか…ところで、その陰謀っていったい何?アメリカへ、愛と皮肉を込めて贈る痛快サスペンス。
著者等紹介
バインハート,ラリー[バインハート,ラリー][Beinhart,Larry]
1947年生まれ。1986年のデビュー作『ただでは乗れない』(ハヤカワ・ミステリ文庫)でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞し脚光を浴びた。2004年の『図書館員』はアメリカ探偵作家クラブ賞の候補(最優秀ペイパーバック賞)になり、続く2005年にはFog Facts:Searching for Truth in the Land of Spinを発表した。小説だけでなく、脚本、ジャーナリズム、コマーシャル製作などで幅広く活躍している。ニューヨーク州ウッドストック在住
真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年生、明治大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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