ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 縛り首のN

  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ・ミステリ文庫
縛り首のN

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 435p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150763640
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

車の中から、老刑事トムの死体が発見された。死因は心臓発作だった。が、生前トムが何か悩みを抱えていたと主張する未亡人に依頼され、キンジーは彼の身辺を探りはじめた。やがてトムの警察手帳が紛失している事実が判明する。トムの悩みは彼が追っていた事件と関係が?手帳の行方を追うキンジーに様々な妨害の手が!閉鎖的な町の複雑な人間関係のなか女性探偵キンジーが謎に包まれた死の真相を追う、シリーズ第14作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

12
前作は本筋を外れた挿話が煩く、シリーズの疲労が出たかと思ったが、本作で舞台は架空の町サンタテレサを離れ州南東部の塩湖周辺に移った為、当然に話題は探偵業務に集中する。急病死で処理された刑事の夫が、死の直前何も語らず塞いでいた理由を知りたいと、その未亡人がキンジーを雇う。皆に嫌われがちな未亡人の依頼による、誰からも尊敬された連れ合いに関する調査は、狭い土地の住民からは歓迎されず、捜査は難航する。ストーリーはややもたつくが、読者は主人公への慣れの為、飽きが来る事はない。だが意外な犯人は取ってつけたようで鼻白んだ2024/03/02

ふぃえ

4
キンジ―・ミルホーンシリーズ。サンタ・テレサから離れた、ノタ・レークというところで、亡くなった老刑事が生前悩んでいたのは何に対してなのかを調べて欲しいとの依頼に絡むお話。展開は特に目を引くところもなく、また、銃殺ではなくわざわざ木からぶら下げる絞殺を選んだ理由については触れられておらず、肩透かしだったかな。アメリカの雰囲気を楽しめたぐらいです。2022/01/17

じょじょ

3
久々のキンジー。こんな感じだったなぁって感想。やっぱりシリーズが長くなると薄っぺらくなるのかしら。2020/07/26

akiko

3
寒さに震えるシーンや殺伐とした景色や村八分ぽい暗い空気で、いつもより地味な感じでした。早く家に帰りたがるキンジーの気持ちがヒシヒシと伝わってくる!最後の最後に犯人判明!騙された?♪♪♪2018/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/58828
  • ご注意事項