ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 殺人のH

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ハヤカワ・ミステリ文庫
殺人のH

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150763589
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

わたしは、オフィスを間借りしている保険会社から不審な保険金請求の調査を依頼された。ある女が自動車事故にあったと主張しているのだが、診断書などがどうもあやしいという。女の身辺を探るうちに、保険金詐欺集団とのつながりを知ったわたしは、おとりとなってその集団に潜入する。陰影に富んだ人間たちから女探偵キンジーがあぶりだす、悲劇的な現代の断片。百万人に愛読されるミステリ界のトップ・シリーズ第八弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

16
シリーズが進むに連れやや調子を落としたと思ったが「探偵のG」で持ち直す。本作でもその勢いは残っていると思える。主人公は事務所を提供してくれる保険会社の為に怪しい支払申請者の調査を行う日常業務のスタート。同時に嫌味な監査担当副社長が同社に乗り込んでくるというスパイスが加わる。調査の過程で嫌疑濃厚な申請人に食込んでいく際、彼女は警察に拘束されるが、この時彼女は旧知の刑事から、この案件が一連の大規模保険金詐欺事件に関連する事を知らされる。更に囮潜入捜査を要請され引受ける。筋立てはやや荒っぽいが頁捲りが進む作品。2023/09/03

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆×4.5…これはちょっと今までのキンジーと違いますね。構成の都合上犯人はまんまを疑いましょう。そして出てくる真相をよく読むのが楽しむコツ。しかし群を抜けてキンジーは危険なことをしているなぁ。ある活動をしているときなんか本当、つかまったらどうするんだろうと思いましたし…2010/07/09

ルウ

1
★3 詐欺集団へ潜入するってテーマなだけに、今までで1番アクション多めで頑張るキンジー。謎解き要素は全然ないけど楽しめた。チックを起こしつつ意味分からんことで犬にでもブチギレる犯人、想像したらマジで怖い。あとはオチが好き。派手なタトゥーのあの人、また出てきてほしいわ。 2018/08/22

finewave

0
☆☆☆2015/11/03

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