ハヤカワ・ミステリ文庫<br> とても私的な犯罪

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ハヤカワ・ミステリ文庫
とても私的な犯罪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150761011
  • NDC分類 933

内容説明

インド駐在の英国高等弁務官事務所代表ヒューゴー・フレンチャムが自宅で殺害された。インド警察は強盗の居直りと断定したが、本国から派遣された保安調査員シンクレアは意外な事実を発見する。ヒューゴーの寝室に大量の金塊が隠匿されていたのだ。金塊は何を物語るのか?事件の背後に潜むヒューゴーの秘められた私生活を追うシンクレアは、わずかな手がかりをたどって、喧噪のデリーから悠久の地、ヒマラヤ山麓のラダック地方へ飛ぶ―期待の女流新鋭がロマンあふれる秘境を舞台に描く、スリルと冒険の旅。英国推理作家協会最優秀新人賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

41
駐印英国官僚殺人事件を追う、本国保安調査官の活躍を描いたミステリ。強盗殺人と思われた英国高等弁務官事務所代表の殺害が、彼の裏の顔が判明するに従って混迷を極めるという展開です。事件よりも、英国の影響を多く残すインドの習俗に興味を惹かれます。インドの暗黒街からの脅迫を受けながらも、奮闘の主人公。美しき女学生を相棒に事件の真相に迫る…と、結末に向かうはずが、えっ!エスピオナージュ風味かと思いきや、タイトルでネタバレしてる。前半の退屈さが、ハラハラの追走シーンで(主人公が追われる側)、やや盛り上がったら…うーん。2024/03/12

エヌる@遅れてきたルーキー

1
インドを舞台とした殺人事件。インドやチベット独特の事柄の描写が密。ただ、ミステリとして優れているのかというと、答えは別れるかもしれない。後、「enterprize」を「犯罪」と訳してるのね…2014/11/12

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