ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 銃撃の森

ハヤカワ・ミステリ文庫
銃撃の森

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150756642
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

作家のニューマンは、マフィアの大物カールが殺人を犯す現場を偶然目撃してしまった。彼は警察に行き、裁判で証言することを確約して帰宅した。が、そこで待っていたのは、縛られて全裸で横たわる妻と、証言の撤回を求める脅迫電話だった。一度は脅迫に屈し証言を翻したニューマンだが、やがて屈辱感のなかで自ら銃を取り、カールへの反撃を誓った。スペンサー・シリーズの著者が鮮烈なタッチで描く男の壮絶な復讐劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

49
スペンサーシリーズに比べたら、まぁまぁといったところでしょうか。主人公のニューマン、理屈っぽいやつだな。女々しいマッチョ?2020/09/05

背番号10@せばてん。

29
1994年2月28日読了。当時、全巻制覇を目指していたスペンサー・シリーズと間違えて購入した1冊。あらすじはもちろん、忘却の彼方。(2021年9月14日入力)1994/02/28

one_more_once

4
確かに愛し合ってるに違いないこの夫婦だが、結婚して23年連れ添っており、ご多分にもれず口論が絶えない。よくこんな小難しい理屈を言い合う夫婦の物語を作者パーカーは描けたものだと呆れながら読み始めたのだが、なにしろ、ある夜の言い合いの末の夫の捨て台詞ときたら、「お願いだ、一生に一度くらいは黙ってくれないか!」(笑)。 だがその後は息をもつかせぬ正義の戦い(殺し合い?)が幾たびも繰り広げられ目が離せないまま一気読みしている自分に気がついた。そして、よくこんな面白い小説を作者は描けたものだと呆れながら読み終えた。2019/12/10

パインキラー

2
普段男らしい小説を書く作家がマフィアに脅されて証言を取り下てしまう。情けない自分を脱するためにマフィアを殺そうとする。 クリスのキャラがいい。物静かで友達思い。淡々と自分のやるべきことをやる。戦うことでしか輝けない男が平和を強いられるとこうなるよな~。 敵からの刺客、ステイガーもいい。男らしく女思いで、自分の仕事をこなす。 この二人をぶつける作者が憎い。 ニューマンとジャネットは最初どうしようもなく嫌なキャラだが、森の戦いを経て"良く"なる。 先進国民に足りてないのは「物理的な戦い」なのかも。2021/10/29

推理中心

1
ミステリーというより、ハードボイルド冒険小説。 2021/11/13

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