内容説明
誘拐されたダンサー、ロージーを捜せ―ひょんなことから調査を始めたパートタイムの探偵バーリーは、女の部屋から盗聴機を発見し、おまけに彼女のポルノ写真も入手。そんな折りも折り、バーリーの恋人キャロルが豹変してベッドで野獣と化し、ああ、ここに書けないこんなエッチなことを…ユーモア体質の探偵とお色気波長出まくりの女たちがくんずほぐれつのキュートなミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作。
著者等紹介
ライト,エリック[ライト,エリック][Wright,Eric]
1912年、イギリス生まれ。22歳の時にカナダに移住。83年、トロント警察のはぐれ刑事ソールター警部シリーズ第1作『神々がほほえむ夜』で、英国推理作家協会賞最優秀新人賞とカナダ推理作家協会賞最優秀長篇賞を受賞。その後、シリーズ第3作『オールド・カントリーの殺人』で再度カナダ推理作家協会賞最優秀長篇賞を受賞している。『ロージー・ドーンの誘拐』がアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞にノミネートされ、高い評価を得た
佐藤耕士[サトウコウジ]
1958年生、上智大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家
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