ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 警察官に聞け

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ハヤカワ・ミステリ文庫
警察官に聞け

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150751012
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコベス

31
悪名高い新聞王カムストック卿が別荘で殺害された。容疑者は社会的地位の高い人物ばかり。調査に乗り出した内相は容疑者に警察の高官がいることから警察を捜査から外して高名なアマチュア探偵四人に事件の解決を依頼する。バークリーやセイヤーズ等六人のミステリ作家によるリレー小説。船頭多くして船山に登った感がある。ストーリーは後付けに次ぐ後付けで事態が錯綜して複雑に成り過ぎている。豪華メンバーを集めたお遊びの要素が強い。バークリーが書いたウィムジィ卿もセイヤーズが書いたロジャー・シェリンガムも違和感がありしっくりこない。2019/01/27

カーゾン

9
M:「漂う提督」よりもずっと出来が良いが、やはり無理があるところは否めない。解決編も駆け足気味だし。 これも巨匠たちの稚戯を楽しむ1冊でしょう。ヘレン・シンプソンの著作(ジョン・ソマレズもの)読んでみたいな。2023/10/01

千賀葵

2
恥ずかしながら登場人物が把握できないまま通読してしまったので、これは再読するしかない。とりあえずピーター卿が大好きな人間としては、ピーター卿節が読めて幸せでした。ピータ-卿とシェリンガムのところは大好きな引用がわんさかでてきて、それも大好きな要素の一つなのでうれしい。個人的には、私立探偵たちのターンの後、ケネディさんのまとめにわくわくした。もっと登場人物と推理の内容が把握できてたらもっと楽しめたんだろうな。他小説読んで再挑戦します。2017/05/25

tekuno0260

2
リレーミステリー、読了。章ごとに、探偵が変わります。打合せを事前にしないこともあって、ミステリーとして、完成度はたかくありません。まぁ、お祭り気分ってことで。ピーター卿とシェリンガムの活躍がよめるのですよ。すばらしい!バークリーのピーター卿は違和感なかったけど、セイヤーズ女史のシェリンガムは少し違和感かな。。シェリンガムのお喋りしながら、仮説をつくっては崩しつくっては崩しはあんまり、味わえませんが(翻訳が進んでる現在とはちがうので)どちらかの作家のファンで、パロディと思ってよめば、いい作品かな??2017/05/07

kanamori

0
☆☆☆★2011/09/22

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