内容説明
殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪から、詐欺、窃盗、脅迫、さらには、いやがらせや、ちょっとした悪戯まで。テーマの犯罪はさまざまなれど、共通するのはそのサイズ。読了時間1分以内の超ミニから、長いものでも数分間。あっという間に読み終わり、でも読み応え充分のコンパクトなミステリが大集合。通勤・通学の電車内、家事や仕事のちょっとした合間、学校の休み時間に…いつでも、どこでも、どれからでも、どうぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥
5
どんでん返しがある短編がいくつもあってハラハラしながら読みました。どれも予想外の結末で100話もありますがスラスラ読めました。再読したいです。
背表紙裏
4
長編を読んでいるときの気分転換、ちょっと空いた時間の暇つぶしに最適。病院などに一冊あったらちょうどいい。ただ、持ち運ぶには不向き…。分冊版のままでよかったのに。2009/12/12
nac
2
★★★★☆2024/02/10
閑居
2
100編の短編集の感想を一言で表すのは大変難しいが強いて言えば「重い」の一言に尽きる。750pもある分厚い本で、その面白さと引き換えに、異常なまでに扱いづらい。本書の短編は4~30ページほどで、その短さゆえ、いっさいの無駄を許さず、ミステリのオチが明記されないものも多い。それでも何度も読み返すことによって、意味がだんだんと見えてくる。これから何度も読み返してわかるようになりたい。こういう文章を世の中では味わい深い文学というのであろう。2006/04/27
fukafkacraft
2
極端に短い話だが、様々な作家を一度に楽しめる。アシモフ編というのも高得点。2015/03/09