感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J・P・フリーマン
7
「ホッグ連続殺人事件」の著者の処女作。テレビ局の副社長でトラブルシューティングを担当する男性が主人公というのはユニークです。事件の肝に視聴率が絡んでいて、他のミステリにはない独自性は見られますが、話しの展開はハードボイルドによくあるもので、読み進めると少し退屈でした。最後のまとめ方や、事件の種明かしの方法はスマートさが感じられました。2020/09/16
ふぃえ
3
マット・コブ・シリーズ1。特別面白いというわけではないけれど、読みやすかったです。シリーズ追いかけるかどうかは悩むところ。2022/03/21
アラフシア
2
1978年に出版された、著者の処女作。テレビ局のトラブル・シューター、マット・コブはある男から情報を得るため会いに行くが、そこには情報提供者の死体が。容疑をかけられたマットが事件の究明に乗り出すと、やがてテレビ業界を揺るがす事実が明らかになり…。HOGを読んだので、こちらの処女作も読んでみた。理由を書くとネタバレだけど、肝心のトリックがちょっとピンとこなかった。正統派な本格ではあるが、やはりHOGの強烈さには及ばない。原題"Killed in the Ratings"2010/06/19
Jimmy
1
「ホッグ」のデアンドリアであり、私の持っているミステリガイド本でホッグじゃなくて推奨している本作、ということで購入、でもホッグの作者とは思えぬ普通。節回しは結構軽妙で好印象なもんだから他のコブシリーズも手に取ろうと思っているのだけど、やっぱ普通。ホッグってなんで生まれたんだろう、って思えるぐらい、くどいけど普通。でもデアンドリアと思わずに読めば全然水準はクリアしている面白さ。2022/12/09
にゃー
1
好きなタイプの都市型軽ハードボイルドでミステリ的に頑張ってるけどイマイチ盛り上がらなかった。地味。2019/05/16
-
- 和書
- 松浦寿輝詩集 現代詩文庫