感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
koo
7
ボア&ナル合作2作目。失明した会社社長エルマンチエが、周囲の誰も信用出来なくなり、別荘地で療養中に不安と疑心暗鬼に陥ってゆくストーリー。怒りっぽい主人公の失明した状態での視覚以外で感じる違和感が徐々に増大してゆく描写はいいのですが、本編の2/3くらいまで延々と続くので冗長に感じましたが、終盤の展開は予想外。正直盲目主人公が恐怖に駆られる後年のサスペンスの定型とは全く違うサプライズは流石でした。更に自分は好きではないのですが、◯◯な結末まで後半は一気読みの佳作でした。ボア&ナルは侮れませんね。2025/12/07
kanamori
0
☆☆☆2013/09/29
こぎん
0
1976.10.8




