ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 殺人のためのバッジ

ハヤカワ・ミステリ文庫
殺人のためのバッジ

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  • サイズ 文庫判
  • 商品コード 9784150716011

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マヌヌ2号

3
バーニー・ノランはろくでなしだ。彼は、警官という立場を笠に着て人を殺し、罪悪感など覚えることなく生きていた。かといって大して楽しそうでもなく、癇癪持ちで、いつも誰かに対して怒っていた。結局ノランは誰からも理解されなかったし、それどころか彼のことを知ってくれようとする人の手さえ払いのけてしまった。どうしようもない奴だ。けれど、ノランが泥沼に沈んでいく様子には、とても胸に締め付けられる。何故。それは、読んでいくうちに、ノランが「どうしようもない奴」としてしか生きられないって、嫌が応にも分かってしまうからだ。↓2019/01/15

おくちゃん

0
マッギヴァーンは初読。何故、今まで読まなかったんだろう?って思いました。なんで、早川書房や創元社はマッギヴァーンの作品を絶版にしているのだろう。不思議です。早川書房さん、創造社さん、再販お願い!2018/09/09

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