ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 縞模様の霊柩車

ハヤカワ・ミステリ文庫
縞模様の霊柩車

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p
  • 商品コード 9784150705022
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

84
探偵リュウ・アーチャーシリーズ第11弾。〔再読〕家族を愛するが故に、妻や娘に干渉しすぎる退役大佐の娘が父親に反発、意見を聞かずに男と結婚すると言い残し二人で旅立つ。リュウは、男の素性の調査を依頼されるが、男は偽名を使い妻殺しで手配されている事が解る。ハードボイルドの傑作ではあるのだが、特徴として社会的問題意識は、より人や家族を見つめる物語になってきた。今回アーチャーは家族内の愛情の深刻な問題を、観察者として見つめるスタンスを貫いている。終盤に向けて、二転三転する展開はミステリ系にとっても推理を堪能できる。2018/07/17

cinos

55
娘の交際相手の身元調査を依頼されたアーチャーは過去の殺人事件も明らかにしていく。犯人が明らかになった後もまだページがあってラストすごいです。作中に縞模様の霊柩車は何を表しているのでしょうか。2022/02/11

背番号10@せばてん。

32
1989年1月21日読了。リュウ・アーチャー シリーズ第11弾。あらすじは忘却の彼方。(2021年3月19日入力)1989/01/21

koo

12
 再読。リュウアーチャーシリーズ11作目。娘ハリエットが連れてきた一文なしの婚約者の素性を暴くことを父親ブラックウェルから依頼されストーリーが進行します。後期作の中では人間関係がそこまで複雑ではなく屈指の読みやすさで中盤までは登場人物表に頼らなくても大丈夫なのはありがたいです(笑)そして終盤は派手なトリックはないものの意外性たっぷりのプロットでインタビュアーかつ傍観者アーチャーの面目躍如でラストも余韻が残ります。再読で改めて堪能できましたが今作も間違いなく傑作、アーチャーはイメージ通り、訳もいいですね。2024/05/24

Ribes triste

12
探偵リュウ・アーチャーシリーズ。人々の供述を積み上げていく中で、次第に明らかになる真実。その過程に飛び出す衝撃的な事実。面白い、そしてハマる。アーチャーはやっぱり格好いい。2018/06/04

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